第35回九州女子選手権競技は5月25日・26日に福岡県前原市のザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(6,322ヤード・パー72)において開催され、熊本空港カントリークラブ所属の青山 加織選手が2日間(36ホールズ)トータル2オーバー146ストロークで見事本大会3回目の優勝に輝きました。
2005年度の女子選手権は最年少12歳の澤田沙都子選手(琉球)から最年長79歳の杉本延子選手までの170名(欠場6名含む)がクイーンズヒルに一同に会し2日間に渡って、熱戦を繰り広げました。
第1日目は快晴、気温24度と絶好のコンディションの中、72ストロークで下村樹美選手(熊本空港)と昨年優勝の青山加織選手(熊本空港)がトップに立ち3打差の3位に4選手が並ぶ展開で幕を開けました。
第1日目の予選ラウンドを終わり88ストロークまでの102名の選手が2日目の決勝に進出しました。また、本大会最年少の澤田選手も83ストロークで見事決勝ラウンドの進出しました。
第2日目の決勝ラウンドも快晴に恵まれ好コンディションの中、前半9ホールを終わった時点では下村選手と青山選手がイーブンでトップに並び優勝争いは2人に絞られました。バックナインに入ると一進一退の展開が続き、16番ホールを終わって下村選手が1オーバー、1打差2オーバーで青山選手と、後半バーディ攻勢で追い上げてきた世界ジュニア2連覇の金田久美子選手(九州八幡)が続き上がり2ホールに勝負の行方は持ち越されました。その17番ロングホールで明暗が分かれ下村選手は痛恨のトリプルボギーで脱落、追い上げてきた金田選手もスコアを落とし、2ホールを着実にパーで上がった青山選手が昨年に続き接戦を制しました。
2位は最後まで健闘した下村選手と、一ノ瀬 優希選手(熊本南)が1打差の147ストロークで並びました。
また、年齢別クラスの成績はA組(29才以下の部)松村瞳選手(熊本空港)、B組(30〜50才)横山紫乃選手(ブリヂストン)、C組(51才以上)松村知恵子選手(宮崎国際)が、1位となりました。
本大会は、昨今の女子プロブームにより例年にない盛り上がりを見せ、ギャラリーも報道関係者も注目する中選手の皆さんは終始華やな雰囲気で大会を盛り上げていただきました。
なお、本大会の上位28名の選手とシードの宮里美香選手(琉球所属・本大会不出場)が本年度の日本女子アマチュアゴルフ選手権の出場権を、30才以上の上位14名の選手が日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権の出場権を獲得しました。出場権を獲得された選手の皆さんのご健闘をお祈りします。
最後に本大会にご協力くださいましたザ・クイーンズヒルゴルフクラブに心からお礼申し上げます。
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