第25回九州ジュニアゴルフ選手権競技は、7月20日・21日熊本県阿蘇市の阿蘇ゴルフ倶楽部(男子7,078ヤード パー:72、女子6,392ヤードパー:72)で開催され、男子(15〜17歳の部)藤本 俊選手(沖学園高3年)、男子(12〜14歳の部)兼濱 開人選手(糸満中3年)、 女子の部 金田 久美子選手(沖学園高1年)が優勝しました。
今年も阿蘇ゴルフ倶楽部に九州各県の選考会を勝ち抜いた161名(男子15歳〜17歳74名、男子12歳〜14歳47名、女子40名)の選手が集まり熱い戦いが繰り広げられました。
第1日目の競技は、前週梅雨明けした阿蘇地方の天候は快晴、最高気温32度、藤本 俊選手の力強い選手宣誓のあと第1組目の選手がスタートしました。第1日目の成績は、男子15〜17歳の部では藤本選手が3アンダー69ストロークで首位に立ち、2打差で高松竜也選手(長崎日大高2)が続き、男子12歳〜14歳では兼濱選手がイーブンパー72ストロークで首位、1打差の2位に空真一郎(敬愛中3)と秋吉翔太(託麻中3)両選手が続き、女子の部は、笠りつ子選手(東海大第二高3)が2アンダー70ストロークで首位、金田、下村樹美(東海大第二高2)両選手が2打差のイーブンパー72ストロークで追う展開で終了しました。
第2日目も夏空の下、各クラスとも大接戦の展開となりました。先にスタートした女子の部では、初日トップの笠選手と2位の金田選手が激しい首位争いとなり、後半でスコアを崩した笠選手を、金田選手が15番ホールで逆転し、トータル1アンダー143ストロークで見事初優勝に輝きました。2打差の2位には惜しくも涙を飲んだ笠選手と大津くるみ選手(東海大第二高2)が入り、昨年優勝の宮里美香選手(興南高1)は2日目ベストの70ストロークで追い上げ5位に入りました。男子12歳〜14歳の部は、初日トップの兼濱選手が2日目も安定したストロークで、2位の富村真治選手に3打差をつけて2日間トータル3オーバー147ストロークで見事初優勝を勝ち取りました。また、男子15〜17歳の部では初日トップの藤本選手が前半でスコアを落とし、9ホール終了時点で前半2アンダーで追い上げてきた阿部剛史選手(沖学園高3)に1打差で首位の座を奪われましたが、後半3アンダーで巻き返し再び逆転、2日間トータル4アンダー140ストロークで見事初優勝に輝きました。2位には5打差で藤井勇(沖学園高2)、松岡勇作(沖学園高3)、阿部剛史3選手が入り熱い戦いも無事終了しました。
また、第1日目の競技14番ホール(553ヤード、パー5)で、桜井省吾選手(宮崎日大高3)が見事アルバトロス(ダブルイーグル)を達成し阿蘇ゴルフ倶楽部より表彰を受けました。
本大会の成績により男子15〜17歳の部では151ストロークまでの上位20名、男子12〜14歳の部では151ストロークまでの上位4名、女子の部は15〜17歳の部150ストロークまでの上位10名、12〜14歳の部167ストロークまでの上位5名の選手が8月17〜19日埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催される第11回日本ジュニアゴルフ選手権競技の参加資格を獲得しました。全日本の舞台でのご健闘をお祈りします。
選手の皆さん、炎天下の中一人のリタイアもなく2日間36ホールお疲れ様でした。来年もさらにたくましくなった姿で、お会いしましょう。また、3年間大会の運営にご協力いただきました阿蘇ゴルフ倶楽部に心よりお礼申し上げます。
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