2005年度九州ミッドシニア・グランドシニア選手権競技決勝は9月14日・15日大分市の大分東急ゴルフクラブ(ミッドシニア6,564ヤード パー72 、グランドシニア6,311ヤード パー72)において開催されミッドシニアは尾藤 牧衛選手(島原)、グランドシニアは安藤 喜三郎選手(大分中央)がともに本大会2度目の優勝を飾りました。
第1日目の最高気温32度残暑厳しい中、各県予選を勝ち抜いたミッドシニア76名(予選参加者288名)、グランドシニア86名(予選参加者297名)の選手が、アウト、インに分かれてスタートしました。競技は、ミッドシニアでは74ストロークで昨年日本ミッドシニア準優勝の野田勝士選手(有明)がトップに立ち、2位に2打差で東義明(伊都)、鍋井健三(大博多)、梶原啓三(福岡レイクサイド)、尾藤4選手が続きました。グランドシニアでは2003年日本グランドシニア優勝の安藤喜三郎選手がパープレーの72ストロークでトップ、2位に3打差で北原滋夫選手(佐賀ロイヤル)が追いかける展開で1日目の競技を終了しました。第1日目の競技を終了し、ミッドシニアが84ストロークまでの47名、グランドシニアが87ストロークまでの54名の選手が2日目の決勝ラウンドに進みました。
2日目はスーパーグランドシニア(80歳以上の部 6,027ヤード パー72 18ホールズストロークプレー)33名を加えた134名が競技に挑み、秋風さわやかな絶好のコンディションの中、両選手権とも1打を争う接線となりました。先にホールアウトしたグランドシニアでは、前半を終わってトップの安藤選手を2位の北原選手が1打差まで追い上げましたが、後半に入り北原選手はスコアを落とし、後半手堅くまとめた安藤選手が、この日79ストローク2日間トータル151ストロークで一昨年に続く2度目の優勝を飾りました。2位には2打差で後半追い上げた山崎博人選手(福岡国際)、3位にはトップと3打差で北原選手が入りました。一方インコーススタートとなったミッドシニアでは前半を終わって前日トップの野田選手と、2位尾藤選手の2打差は変わらず野田選手が逃げ切るかと思われましたが、後半に入り尾藤選手がアウトコース4番で野田選手を捕らえ8番で逆転、そのまま逃げ切り2日目73ストロークトータル149ストロークで昨年に続く2度目の優勝に輝きました。2位には昨年に続き惜しくも最後で涙を呑んだ野田選手が1打差で続き、3位には首位に3打差で田中俊一選手(鹿児島シーサイド)が入りました。また、年齢別80歳以上の部では河崎 良和選手(蒲生)が80ストロークで、75歳以上の部は中村 恵昭選手(芥屋)166ストローク、70歳以上の部は廣吉 淳三郎選手(北九州)156ストロークで1位となりました。続いて本大会で見事エージシュートを達成した安藤喜三郎選手(72ストローク)と、河崎 良和選手(80ストローク)に大分東急ゴルフクラブより記念品が贈られました。
なお、ミッドシニア上位9名、グランドシニア上位8名(シード選手含む)の選手が福岡県前原市の伊都ゴルフ倶楽部(10/27〜28)で開催される日本ミッドシニアゴルフ選手権、日本グランドシニアゴルフ選手権の出場権を獲得しました。ご健闘をお祈りいたします。選手の皆さん本当にお疲れ様でした。
最後にすばらしいコースコンディションと暖かいサービスを提供していただきました大分東急ゴルフクラブの皆様に心よりお礼申し上げます。
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