≪ 第35回九州シニア選手権競技(決勝) ≫

 
優勝した 清水 義明選手(古賀ゴルフクラブ所属)
 

第35回九州シニア選手権競技決勝は、9月28日・29日大分市の大分カントリークラブ月形コース(6,801ヤード パー:72)において開催され、古賀ゴルフ・クラブ所属の清水 義明選手が初優勝を飾りました。
各県地区予選競技参加者850名の中から勝ちあがった167名の選手がそろった第1日目は、曇り空の中スタートし成績は清水選手が2アンダー70ストロークでトップに立ち、2位には2打差で地元大分の小川雅彦選手(大分竹中)が入り、更に2打差の74ストロークで8名の選手が追いかける展開となりました。初日の競技を終了し81ストロークまでの89名の選手が第2日目の決勝ラウンドに進出しました。
2日目は晴天に恵まれ秋風が心地良いコンディションの中、各選手がスタートしましたが難しいピンポジションに各選手スコアを崩し、前半9ホールを終わって初日トップの清水選手が2オーバー、トータルイーブンパーでトップをキープしたものの、前半1アンダートータル1オーバーとした石本秀樹選手(福岡センチュリー)が1打差まで追い上げ決着は後半に持ち込まれました。バックナインに入ると清水選手がパットに苦しみINコース10番から4連続ボギーをたたき後退、1組前を行く石本選手が逆転し、この日ベストの72ストロークで先にホールアウトした田中清文選手(祁答院)とならび、2人によるプレーオフかと思われましたが、一時後退した清水選手が14番ホールからパープレーで持ちこたえ、先にホールアウトした2人に並び勝負は2日間トータル4オーバー148ストロークで3人によるサドンデスのプレーオフとなりました。プレーオフに入ると1ホール目で田中選手が脱落、2ホール目で石本選手が力尽き、脅威の粘りを見せた清水選手が見事初優勝に輝きました。
なおこの日、中島照海選手(皐月)が3番ホール(189ヤード、パー3)で見事ホールインワンを達成し、大分カントリークラブより記念品の贈呈を受けました。
また、シード選手3名と上位20名の選手が、11月9〜11日熊本県熊本空港カントリークラブで開催される日本シニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得しました。地元九州での大会、選手の皆さんのご健闘をお祈りします。なお、すばらしいコースコンディションと細やかなサービスで大会を盛り上げていただきました大分カントリークラブの皆様に心よりお礼申し上げます。