≪ 第26回九州ジュニアゴルフ選手権競技 ≫

 
 男子(12〜14歳)優勝 岡部選手  女子の部優勝 大津選手  男子(15〜17歳)優勝 重永選手
 

第26回九州ジュニアゴルフ選手権競技は、7月25日・26日大分県由布市の大分サニーヒルゴルフ倶楽部(男子6,936ヤード パー:72、女子6,397ヤードパー:72)で開催され、男子(15〜17歳の部)重永 亜斗夢選手(沖学園高3年)、男子(12〜14歳の部)岡部 大将選手(平野中3年)、 女子の部 大城 さつき選手(沖縄尚学高2年)が優勝しました。
今年は由布岳のふもと大分サニーヒルゴルフ倶楽部に会場を移し、九州各県の選考会を勝ち抜いた159名(男子15歳〜17歳64名、男子12歳〜14歳49名、女子46名)の選手により2日間の熱い戦いが繰り広げられました。
第1日目の競技は、前々日まで南九州を襲った豪雨の影響で曇り空の中、選手を代表して野中 清成選手(宮崎日大高3年)の元気いっぱいの選手宣誓のあと、第1組目の選手がスタートしました。第1日目の成績は、男子15〜17歳の部では重永選手が3アンダー69ストロークで首位に立ち、1打差で富村 真治(興南高1年)、辻丸 侑樹(沖学園高3年)両選手が続き、男子12歳〜14歳では植田 真太朗(沖学園中2年)、稲嶺 羊輔(首里中3年)両選手が1オーバー73ストロークで首位に並び、女子の部は、今年の九州女子アマチャンピオン上原 美希選手(沖縄尚学高3年)が1アンダー71ストロークで首位、2位には同じく沖縄の大城選手が1打差で追う展開となりました。
第2日目、この日九州地方は梅雨明けし夏空の下、決勝ラウンドがスタートしました。先にスタートした女子の部では、初日トップの上原選手がスコアを崩し、前半を終わり前日2位の大津選手と3位の丸岡 優選手(沖学園高3年)がイーブンパーで並び勝負は後半にも連れ込みましたが、大津選手は後半も手堅くパープレーでまとめトータルイーブンパー144ストロークで初優勝を飾りました。2位には2打差で最後まで競り合った丸岡選手が入りました。
男子12歳〜14歳の部では、前半を終わった時点で初日トップの植田選手が脱落、初日8位の成松 亮介選手(高岡中3年)がトータル3オーバーで一気に首位に立ち、1打差で稲嶺選手が追う展開で後半に入り大接戦となりましたが、前日3位につけていた岡部選手が後半1アンダーで成松、稲嶺両選手を逆転し2日間トータル4オーバー148ストロークで見事初優勝を勝ち取りました。2位には1打差で稲嶺選手、3位には2打差で成松選手が入りました。また、男子15〜17歳の部では初日トップの重永選手が前半も1アンダートータル4アンダーでトップ、2位に1打差3アンダーで富村選手、さらに1打差で辻村選手が続き、ハイスコアの戦いは後半戦に持ち込まれましたが、重永選手は後半も2バーディを奪い後続を振り切り、トータル6アンダーパー138ストロークというすばらしいスコアで2位に4打差をつけて初優勝を飾りました。2位には4打差で富村選手が、3位には5打差で横山 昌弘(尚志館高3年)、辻丸 侑樹両選手が入り2日間の熱い戦いが無事終了しました。  
なお、本大会の成績により男子15〜17歳の部では150ストロークまでの上位15名、男子12〜14歳の部では151ストロークまでの上位5名、女子の部は15〜17歳の部155ストロークまでの上位10名、12〜14歳の部162ストロークまでの上位6名の選手が8月16〜18日埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催される第12回日本ジュニアゴルフ選手権競技の参加資格を獲得しました。ご健闘をお祈りします。
選手の皆さん、2日間重たいバックを抱えての36ホールお疲れ様でした。また、梅雨の長雨の中でコースコンディションを整えて大会を盛り上げていただきました大分サニーヒルゴルフ倶楽部に心よりお礼申し上げます。