第25回九州学生ゴルフ選手権競技・第5回九州女子学生ゴルフ選手権競技は6月8日・9日大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ（男子6,856ヤード　パー72、女子6,183ヤード　パー72）で94名（男子88名、女子6名）の選手の参加により開催され、九州学生ゴルフ選手権競技は宮下 光太郎選手(第一経済大１年)が初優勝、また女子学生ゴルフ選手権競技は、青山 加織選手（九州東海大３年）が2年連続優勝に輝きました。

北部九州が梅雨入りした曇天の空模様の中、田村 三成選手（九州東海大4年）の選手宣誓の後、第1日目の競技がスタートしました。午後からは激しい雨に見回れ各選手健闘しましたが、学生選手権第1日目の成績は、小山 貢志郎（九州東海大）、宮下　光太郎（第一経済大）両選手がイーブンパー72でトップに立ち､１打差の73ストロークで、工藤 亜沙希選手（第一経済大）と佐藤 大樹選手（九州東海大）が追う展開となりました。また、女子学生選手権では昨年度のチャンピオン青山 加織選手（九州東海大）が、1オーバー73ストロークで、2位の川原 怜子選手（九州東海大）に４打差をつけて初日トップに立ち、第1日目の競技が終了しました。

第2日目は、昨日から降り続いた雨も早朝には上がり、コンディションも回復して、優勝争いは前半を終わり初日トップの宮下選手が通算１オーバーで首位を守り、2位に2打差で田村 三成選手（九州東海大）と花城 高奈史選手（第一経済大）がつけて後半に入りました。ここまで安定したプレーを続けていた宮下選手は優勝へのプレッシャーからか10、14番をボギーとし、この時点で追いかける花城選手とならび優勝争いは二人に絞られました。両者譲らず最終18番ホールを迎えましたが、一組前をラウンドする花城選手がこのホール痛恨のダブルボギー、後続の宮下選手はこのホールをボギーで切り抜け、通算3オーバー147ストロークで接戦を制し、優勝を勝ち取りました。2位には惜しくも最終ホールで力尽きた花城選手と、田村選手が1打差の148ストロークで2位となりました。4位には149ストロークで小山 貢四郎選手、5位には151ストロークで松田 優二（第一経済大）、槙 清裕（南九州大）、佐藤 大樹3選手が入り競技を終えました。

また、女子学生選手権は青山 加織選手が5バーディ、1ボギー68ストロークというすばらしいスコアでラウンドし、2位川原 怜子選手に14打差をつけ、トータル3アンダー141ストロークで圧勝しました。3位には163ストロークで田中 美弥子選手(九州東海大)が入りました。

1日目雨に見舞われ悪コンディションの中、2日間健闘した選手の皆さんお疲れ様でした。

最後に、すばらしいコースコンディションと、円滑な競技運営をご提供いただきました臼杵カントリークラブの皆様に心よりお礼申し上げます。