≪ 2006九州オープンゴルフ選手権競技決勝 ≫

 
優勝した白潟 英純選手(セントラルパーク所属)
 

2006九州オープンゴルフ選手権競技決勝は9月1日〜3日熊本県玉名市の玉名カントリークラブ(7,018ヤード パー:72)で開催され、セントラルパーク所属の白潟 英純選手が見事本大会2回目の優勝に輝きました。
今年の九州オープンは、141名(アマ65名、プロ76名)の選手により3日間の熱い戦いが繰り広げられました。第1日目は、前日までのぐずついた天気から打って変っての好天に恵まれ、若干22歳の福永安伸選手(宮崎国際)が6アンダー66ストロークでトップに立ち、1打差でベテランの草野忠重選手(城島後楽園)が続く展開でスタートしました。第2日目も気温35℃厳しい暑さの中、高スコアが続出し、地元玉名カントリークラブ所属の若手新留 徹選手が、7アンダー65の好スコアで初日の7位タイからトータル8アンダー136ストロークで一気にトップに立ち、2位には1打差でこの日ベストのコースレコードタイ64ストロークをマークした沖縄の伊波邦准選手(森川ゴルフガーデン)が、3位には首位と3打差で草野選手が続き2日間の予選ラウンドが終了し、152ストロークまでの81名の選手が3日目の決勝ラウンドに進出しました。
3日目最終日は、地元ギャラリーの応援を受け上位選手がスタートを切りました。この日猛烈な追い上げを見せたのが最終組の2組前を行く2003年チャンピオン白潟選手で、コースレコードタイの64トータル11アンダー205ストロークで一気に新留選手を逆転しホールアウト、勝負ありと思われました。しかし、粘る新留選手も17番ホールでバーディを奪い再び白潟選手と並び、勝負は10番ホールからのプレーオフにも連れ込みましたが、1ホール目、白潟選手パー、新留選手ボギーで白潟選手の九州オープン2度目の優勝が決まりました。
3位には、首位と4打差3日間トータル209ストロークで、山下英治(矢須高原)、伊波邦准両選手、5位には211ストロークで稗田基樹選手(長崎水産運輸)が入り、またベストアマには、昨年本大会史上初のアマチュア優勝を飾った大倉 清選手(大博多)が215ストロークで輝き、セカンドアマには大野哲也選手(宮崎座論梅)、サードアマに重永亜斗夢選手(三井グリーンランド)が入り、3日間の白熱した競技は無事終了しました。
なお、本大会上位11名の選手が、10月12〜15日埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催される第71回日本オープンゴルフ選手権競技の参加資格を獲得しました。ご健闘をお祈りします。
最後になりましたが、今夏の天候不順の中、コースコンディションを整え大会を最後まで盛り上げていただきました玉名カントリークラブのみなさんに心よりお礼申し上げます。