≪ 第13回九州ミッドシニア選手権競技(決勝) ≫
≪ 第28回九州グランドシニア選手権競技(決勝) ≫

 
優勝した谷口選手(グランドシニア)   池辺選手(ミッドシニア)
 

2006年度九州ミッドシニア・グランドシニア選手権競技決勝は9月13・14日熊本県あさぎり町の熊本クラウンゴルフ倶楽部(ミッドシニア6,597ヤード パー72 、グランドシニア6,248ヤード パー72)において開催されミッドシニア(65〜69歳)は池辺 輝夫選手(大分竹中)、グランドシニア(70歳以上)は谷口 勝選手(球磨)が見事初優勝を飾りました。
第1日目の競技は、秋雨前線の影響により小雨交じりのあいにくの天候の中、各県地区予選を勝ち抜いたミッドシニア75名(予選参加者297名)、グランドシニア80名(予選参加者297名)の選手が、アウト、インに分かれてスタートしました。第一日目の成績は、ミッドシニアはパープレー72ストロークで皆吉 寿紀選手(阿蘇東急)、昨年のチャンピオン尾藤 牧衛(島原)両選手がトップに立ち、2打差で川本 勝利選手(福岡フェザント)が続き、グランドシニアでは、新田 宝蔵選手(美々津)が1オーバー73ストロークでトップに立ち、2打差で西嶋 利秋選手(志摩シーサイド)が2位、さらに3打差で谷口 勝選手が追う展開で1日目の競技が終了しました。第1日目の競技を終了し、ミッドシニアが86ストロークまでの53名、グランドシニアが86ストロークまでの52名の選手が2日目の決勝ラウンドに進みました。
第2日目は天候も回復し好コンディションの中、スーパーグランドシニア(グランドシニア80歳以上の部 5,942ヤード パー72 18ホールズストロークプレー)31名の選手を加えた136名が決勝ラウンドを争いました。
グランドシニアでは、前半9ホールで新田、谷口両選手が5オーバーで並び勝負は後半に持ち込まれましたが、後半新田選手がスコアを落とし、手堅くまとめた谷口選手がトータル8オーバー152ストロークで見事初優勝に輝きました。2位には後半追い上げた昨年のチャンピオン安藤 喜三郎選手(大分中央)が1打差で続き、3位には首位から3打差で宮村 寿男選手(有明)が入りました。
ミッドシニアでは、前半を終わり皆吉選手がトータル1アンダーで2位の尾藤選手に2打差をつけて優位に立ち後半へ入りましたが、前日首位4打差の6位でスタートした池辺選手がこの日ベストの69ストロークの追い上げを見せ首位の皆吉選手に並び、両選手トータル1オーバー145ストロークでプレーオフに持ち込まれました。プレーオフ2ホール目までは両者一歩も譲らず、3ホール目で皆吉選手ボギー、池辺選手パーで池辺選手の初優勝が決まりました。3位には1打差で尾藤選手が入りました。
また、年齢別80歳以上の部では和田 勇選手(大隈)が85ストロークで、75歳以上の部は立石 益男選手(西戸崎シーサイド)165ストローク、70歳以上の部は北原 滋夫選手(佐賀ロイヤル)157ストロークで1位となりました。続いて本大会で見事エージシュートを記録した和田 勇選手(85歳で85ストローク)に熊本クラウンゴルフ倶楽部の富本理事長より記念品が贈られました。
なお、ミッドシニア上位8名(他シード選手1名)、グランドシニア上位9名の選手が11/6〜7に開催される日本ミッドシニアゴルフ選手権、日本グランドシニアゴルフ選手権の出場権を獲得しました。ご健闘をお祈りいたします。選手の皆さん本当にお疲れ様でした。
最後に今夏の厳しい気象条件の中、すばらしいコースコンディションと暖かいサービスをご提供いただきました熊本クラウンゴルフ倶楽部の皆様に心よりお礼申し上げます。