第36回九州シニア選手権競技決勝は、9月27日・28日鹿児島県伊集院町の南九州カントリークラブ(6,789ヤード パー:72)において開催され、地元鹿児島県の稲森 兼隆選手(ゴールデンパームカントリークラブ所属)が、見事に初優勝を飾りました。
今回の決勝は、870名が参加した各県地区の予選を勝ち抜いた162名の選手により争われました。
第1日目は、抜けるような秋空のもと好スコアが続出しましたが、成績は稲森選手と、河野 富男選手(平戸)が3アンダー69ストロークでトップに立ち、3位には1打差で伊牟田 寛見(鹿児島シーサイド)が続き、地元鹿児島県勢の健闘が光りました。初日の競技を終了し81ストロークまでの83名の選手が第2日目の決勝ラウンドに進出しました。
第2日目も快晴に恵まれ絶好のコンディションの中、各選手がスタートを切りました。
前半9ホールを終えて、最終組の河野、伊牟田両選手が大きくスコアを落とす中、稲盛選手は前半を2アンダートータル5アンダーで2位に6打差をつけ独走態勢に入るかに見えました。しかし、後半インコースに入り稲森選手は優勝へのプレッシャーからかスコアを崩し、14番ホールを終わり3連続バーディを奪う快進撃で追い上げてきた山本 義輝選手(くまもと城南)との差が1打差まで縮まりあわやと思われましたが、稲盛選手は後半を手堅くパーで切り抜け、山本選手を振り切り2日間トータル1アンダー143ストロークで優勝しました。
なお、2位には2日目ベストの71ストロークで追い上げた山本選手が1打差で入り、3位には首位と3打差で梅林 伸一選手(大博多)が入りました。
また、上位19名の選手とシード選手2名が、11月8〜10日に開催される日本シニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得しました。選手の皆さんのご健闘をお祈りします。
なお、すばらしいコースコンディションと暖かいサービスで大会を盛り上げていただきました南九州カントリークラブの皆様に心よりお礼申し上げます。
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