≪ 第27回九州ジュニアゴルフ選手権競技 ≫

男子(15〜17歳)優勝 尾形選手  女子の部優勝 豊永選手  男子(12〜14歳)優勝 出水田選手
 

第27回九州ジュニアゴルフ選手権競技は、7月25日・26日、由布市の大分サニーヒルゴルフ倶楽部(男子6,936ヤード パー:72、女子6,397ヤードパー:72)で開催され、男子(15〜17歳の部)尾方 友彦選手(柳川高3年)、男子(12〜14歳の部)出水田 大二郎選手(鹿屋東中3年)、 女子の部 豊永 志帆選手(東海大第二高2年)が優勝しました。
今年も大分サニーヒルゴルフ倶楽部に、九州各県の選考会を勝ち抜いた156名(男子15歳〜17歳57名、男子12歳〜14歳52名、女子47名)の選手が集まり2日間の熱い戦いが繰り広げられました。
本大会は、2008年大分国体のリハーサルを兼ねて行われ、大会前日の開会式では選手を代表して縄田 大地選手(樟南高2年)が選手宣誓を行い2日間の大会の幕がきられました。
第1日目の競技は、梅雨が明け真夏の太陽が照りつける中スタートし、男子15〜17歳の部では尾形選手が3アンダー69ストロークで首位に立ち、2打差で辻丸 翔一(沖学園高2年)、小野 雅暎(沖学園高1年)両選手が続き、男子12歳〜14歳では狩俣 昇平選手(コザ中3年)がイーブンパー72ストロークで首位に立ち徳山 雄大選手(沖学園中3年)が1打差で続き、女子の部は、小宮 満莉花選手(沖縄尚学高2年)が2アンダー70ストロークで首位、2位には香妻 琴乃(鹿屋東中3年)、大城さつき(沖縄尚学高3年)、垣花 彩那(本部高2年)が2打差で追う展開となりました。
第2日目も炎天下の中、決勝ラウンドがスタートしました。先にスタートした女子の部では、初日トップの小宮選手が前半を終わりトータルTアンダーでトップを守り、2打差で前日2位の昨年のチャンピオン大城選手、垣花選手、前日6位の豊永選手(沖学園高3年)が続き後半に入りました。後半に入りトップの小宮選手がスコアを崩し脱落、変わって大津、豊永両選手のバーディラッシュで激しい首位争いとなりましたが、豊永選手が後半3アンダー2日目68でラウンド、トータル2アンダー142ストロークで見事に初優勝を飾りました。2位には1打差で最後まで健闘した大津選手が入りました。男子12歳〜14歳の部では、前半を終わった時点で初日トップの狩俣、2位の徳山両選手共にスコアを落とし、初日6位の長谷川 祥平選手(沖学園中2年)が前半2アンダートータル1オーバーで首位に立ち、1打差で出水田選手が追う展開で後半に入り接戦となりましたが、出水田選手が後半イーブンで長谷川選手を逆転し2日間トータル2オーバー146ストロークで優勝を勝ち取りました。2位には1打差で長谷川選手、3位には2打差で山城 泰介選手(真和志中3年)が入りました。また、男子15〜17歳の部では初日トップの尾形選手が前半1アンダートータル4アンダーでトップ、3打差の2位に辻丸選手がつけて優勝争いは2人に絞られましたが、好調の尾形選手は後半さらにスコアを伸ばし、トータル6アンダーパー138ストロークというすばらしいスコアで、2位辻丸選手に5打差をつけて見事な優勝を飾りました。3位には首位と9打差で上畠 鳳人(宮崎日大高2年)、佐藤 和紀(沖学園高2年)、富村 真治(興南高2年)3選手が入り2日間の熱い戦いが無事終了しました。  
なお、本大会の成績により男子15〜17歳の部では上位17名、男子12〜14歳の部では上位6名、女子の部は15〜17歳の部上位10名とシード選手1名、12〜14歳の部上位5名とシード選手1名が、8月15〜17日霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催される日本ジュニアゴルフ選手権競技の参加資格を獲得しました。ご健闘をお祈りします。
選手の皆さん、2日間重たいバックを抱えての36ホールお疲れ様でした。また、昨年に続きすばらしいコースコンディションで大会を盛り上げていただきました大分サニーヒルゴルフ倶楽部に心よりお礼申し上げます。
最後になりましたが、来年の大分国体の成功を心よりお祈り申し上げます。