第26回九州学生ゴルフ選手権競技・第6回九州女子学生ゴルフ競技は6月7日・8日熊本県山都町の矢部ゴルフクラブ(男子6,672ヤード パー72、女子6,110ヤード パー72)で75名(学生73名、女子学生2名)の選手の参加により開催され、九州学生ゴルフ選手権競技は小山 貢志郎選手(九州東海大4年)が初優勝、またオープン競技となった女子学生ゴルフ競技は、清永 絢子選手(福岡大4年)が1位となりました。
梅雨入り間近の貴重な晴天の下、昨年学生選手権優勝の宮下 光太郎選手(福岡経済大)の元気一杯の選手宣誓の後、第1日目の競技がスタートしました。1日目の成績は、小山 貢志郎選手(九州東海大)と、本年度の九州アマ決勝で初優勝を飾った仲西 盛弘選手(九州東海大)が2アンダー70ストロークで首位に立ち、1打差の3位に仲村 譲二選手(長崎国際大)、2打差の5位には木原勇也(福岡大)、藤井勇(長崎国際大)両選手が追う展開となりました。また、女子学生競技は、清永 洵子選手(福岡大)が初日トップに立ちました。
2日目決勝ラウンドも快晴の中、前半を終わり優勝争いは最終組に絞られました。初日トップの小山選手は前半を終わり4バーディノーボギー32ストローク2日間トータル6アンダーとして、初日首位タイの仲西選手に5打差、前半1アンダーで健闘した仲村選手に4打差をつけました。後半に入っても小山選手は、12番ホールでバーディを奪い7アンダーとして、2位仲村選手との差は5打差となり独走態勢に見えましたが、初優勝のプレッシャーか14、15番で連続ボギー、15番でバーディを奪った仲村選手に2打差まで詰め寄られにわかに勝負の行方が分からなくなってきました。しかし、小山選手は16番でこの日6個目のバーディを奪いこのホールをボギーとした仲村選手を再び突き放し、2日間トータル6アンダーパー138ストローク、九州学生史上最小スコアで見事に初優勝に輝きました。2位には、九州アマとの連覇を目指した仲西選手が5打差で続き、3位には健闘した仲村選手が6打差で入りました。4位は手嶋宗一朗選手が146ストローク、5位には小濱祐樹(長崎国際大)、又吉拓之(沖縄国際大)両選手が149ストロークで2日間の大会も無事終了しました。また、女子学生競技は清永選手が2日間191ストロークで1位となりました。
大会後の表彰式で、九州学生ゴルフ連盟廣底競技委員長の挨拶の後、選手はお互いの健闘を称えあいました。
重たいバッグを担いで2日間のラウンド、選手の皆さんお疲れ様でした。
最後に、円滑な競技運営で競技を盛り上げていただきました矢部ゴルフクラブに心よりお礼申し上げます。
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