◆晴れの優勝チーム
トータル22オーバー 382
フェニックスCC(宮崎県)が初優勝
◆ベストグロス賞
3アンダー 69
荒川 英二(福岡雷山)
第49回九州インタークラブ競技は11月7日、大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ(6683㍎、パー72)で決勝大会が行われ、トータル22オーバー、382でフェニックスカントリークラブ(宮崎県)が宮崎県勢として初優勝を飾った。首位から4打差の2位には大分竹中カントリークラブ(大分県)が続き、さらに1打差の3位にグリーンヒルカントリークラブ(鹿児島県)が入った。
ベストスコアに贈られるベストグロス賞は参加144人(欠場1人)中、ただ1人60台の69(34・35)をマークした荒川英二(福岡雷山)が6年ぶり2度目の栄冠を手にした。昨年の竹本健太に続き、同クラブから2年連続のベストグロス賞が出た。
決勝大会は24チームが出場
九州ゴルフ連盟(GUK)主催競技唯一の団体戦。出場チームはGUK加盟のクラブで、学生・生徒を除く6人(うち55歳以上3人)で構成。ベスト5人の合計スコアで優勝を争う。10地区の予選会には185クラブが参加し、このうち23チームが決勝大会に駒を進めた。
決勝大会の7日正午の気象は曇り、気温19度、北北西の風3㍍の中で開催クラブの臼杵を含めた24チームで開かれた。
優勝のフェニックスは上位5人が全て70台
フェニックスが安定した力を発揮した。チームトップの山内浩二(53歳)が73をマークしたほか、75、77、78、79と上位5選手がいずれも70台。他チームを寄せ付けず、2位の大分竹中に4打差をつけた。13年ぶり8度目の優勝を目指した大分竹中は4人までが70台だったが、5人目が83。この5人目の差が優勝を分けた。3位はトータル387のグリーンヒル、4位は388のグランドチャンピオン、5位は392の熊本空港が続いた。昨年優勝の福岡雷山は394で6位、開催クラブの臼杵は408で19位に終わった。
ベストグロスは69で回った荒川英二(48歳、福岡雷山)に栄冠
個人のベストグロス賞はただ1人60台の69をマークした荒川が獲得。6バーディー、3ボギー。荒川は九州ミッドアマ選手権に3度優勝の実力者で、その力をいかんなく発揮した。トップから2打差の2位には上畠鳳人(28歳、グランドチャンピオン)、さらに1打差の3位に熊谷暁(46歳、佐世保)が入った。