晴れの優勝者
男子 3オーバー 75
藤本 隆(天山)が2年ぶり2度目の優勝
女子 1オーバー 73
福井 和子(ブリヂストン)が初代女王
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期していた「第6回九州スーパーシニアカップ」は10月30日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(男子5695ヤード、女子5005ヤード、いずれもパー72)で行われ、男子は83歳の藤本隆(天山)が3オーバー、75で2年ぶり2度目の優勝。今年から新設された女子は73歳の福井和子(ブリヂストン)が1オーバー、73で初代女王に輝いた。
【男子】
80歳以上で争われた男子は113人(欠場30人)が出場。3オーバー、75で藤本と81歳の野口昌邦(若木)が並んだものの、同スコアの場合は「年長者を優勝者」とする大会規定により藤本が2年ぶり2度目の栄冠を手にした。藤本はアウトをバーディーなしの3ボギーの39、インを1バーディー、1ボギーの36と安定したゴルフを展開した。3位には76の吉永慎二(長崎パーク)、4位には同じ76の長郷由伸(小郡)、5位には78の永田傑一(中九州)が入った。
【女子】
今回から新設された70歳以上の女子は18人(欠場3人)が出場。優勝した福井は前半のインを3バーディー、1ボギーの34、後半のアウトは1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの39とスコアを落としたが、トータル73とかつての日本女子シニアチャンピオンの実力を発揮して圧勝した。2位には8オーバー、80の福田加代子(小郡)、3位には同じ80の村田徳子(佐賀)、4位には82の犬童アヤ子(くまもと城南)、5位には83の清田善子(久留米)が続いた。
エージシュートは男子20人、女子1人
エージシュートは男子が優勝した藤本ら20人。優勝の藤本は83歳ながら75のスコアで「8アンダー」、2位に食い込んだ野口は81歳ながら75をマークして「6アンダー」での達成。女子は頂点に立った福井だけが成し遂げた。
今回は九州ゴルフ連盟の新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインに沿って行われた。