晴れの優勝者
【女子】
2オーバー、74
沖縄国際大4年・仲村姫乃が同大として初の学生女王
【男子】
通算2アンダー、142
東海大九州4年・山田玄彩が初の栄冠
「第41回九州学生ゴルフ選手権競技」と「第21回九州女子学生ゴルフ選手権競技」は5月31日、長崎県雲仙市の愛野カントリー倶楽部(男子7040ヤード、女子6251ヤード、ともにパー72)で行われた。49人(欠場1人)が出場し、36ホールストロークプレーで争われた男子は、東海大九州4年・山田玄彩が、通算2アンダー142で初優勝を飾った。山田は第1ラウンドを6バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの72と出入りの激しいゴルフだったが、第2ラウンドは3バーディー、1ボギーの70とステディなプレーを展開した。4打差、通算2オーバー146の2位タイには同大2年の遠藤崇真と同大3年の中野惠將が並び、さらに、通算4オーバー148の4位タイに同大4年の平井伸乃輔と同大4年の後藤大生が続いた。東海大九州は3年連続でワン・ツー・スリー・フィニッシュを果たした。
20人が出場し、18ホールストロークプレーで競われた女子は、沖縄国際大4年・仲村姫乃が1バーディー、3ボギーの74で初優勝した。同大からの学生女王は初の快挙。1打差、75の2位に日本経済大2年の山内あおいが続き、さらに1打差、76の3位タイに東海大九州2年の吉川維咲と同大1年の内藤舞美、77の5位に長崎国際大2年の宮城杏。昨年優勝の同大4年の赤瀬新菜は78で6位だった。
この結果、男女とも優勝者が「第76回日本学生選手権」(8月22日から4日間、大山GC)と「第59回日本女子学生選手権」(8月23日から3日間、同GC)の出場権を獲得した。男子の優勝者・山田玄彩は九州オープン選手権(6月15日から4日間、熊本空港CC)の出場権も得た。