第55期九州ゴルフ連盟通常総会開催 | 九州ゴルフ連盟(GUK)

競技トピックス

第55期九州ゴルフ連盟通常総会開催

新理事長に中尾 和毅氏(福岡・福岡カンツリー倶楽部)

予・決算 令和7年度事業計画などを承認

 

 

 

九州ゴルフ連盟(GUK)の令和6年度(第55期)通常総会が3月19日、福岡市のホテル日航福岡で開かれ、任期満了に伴う役員改選の結果、第11代理事長に中尾和毅氏(福岡・福岡カンツリー倶楽部)を選任し、報告されました。任期は2年。3期6年務めた水田芳夫・前理事長(福岡・小郡カンツリー倶楽部)は勇退します。

 

 

中尾氏は福岡県出身、72歳。2017年より福岡CCで理事長を務めています。GUK役員は2021(令和3)年に監事に就任。福岡CC理事長以前には西日本鉄道(福岡市)の代表取締役副社長の要職に就いていました。

 

 

総会を中断して開かれた臨時理事会で理事長に選出された中尾氏は、再開された総会で「56年目を迎えます九州ゴルフ連盟におきましては、早急に克服すべき問題点があります。創設以来、任意団体として歩んできた中で制度疲労や倫理的な部分で問題が発生しております。諸問題解決に向けて倫理委員会の創設、さらにはガバナンス部会を創設し、連盟規約の改訂や法人格への移行可否等を含めた、複数の項目に関する議論がなされております。今後、九州ゴルフ連盟にとって、残すべき部分はしっかり残し、修正すべき部分は速やかに修正するという、基本方針に沿って実施すべきものであり、さらに、その活動を加速発展させることが連盟理事長としての責務であるものと認識しております。九州ゴルフ連盟は単なるゴルフ業界の団体ではなく、会員による倶楽部組織の集合体としての存在意義、加えて日本ゴルフ協会定款にも加えられた、ゴルフそのものの振興推進にも大いに寄与する組織との考えが重要と考えております。九州ゴルフ連盟の健全な発展に向けて邁進いたす所存であります」などと就任のあいさつをしました。(写真は中尾和毅氏)

 

 

 

総会は加盟191倶楽部(正会員)のうち出席29、議決権行使書提出済み117の計146倶楽部により有効に成立。

会議では、第1号議案「令和6年度(第55期)事業報告並びに収支決算承認の件」、第2号議案「令和7年度(第56期)事業計画並びに収支予算案承認の件」、第3号議案「令和8年度(第57期)第一四半期予算承認の件」、第4号議案「連盟規約改定承認の件」、第5号議案「任期満了に伴う理事選任承認の件」、第6号議案「任期満了に伴う監事選任承認の件」の6議案が全会一致で承認、可決されました。

 

 

新陣容決まる

このうち、第5、6号議案は、各県地区から推薦された理事候補18人、監事候補2人、学識経験者候補2人、常任理事候補1人を承認しました。

役員改選で新任が決まった役員、また新委員長は次の通りです。敬称略。

【常務理事】

▽中部省三(長崎・長崎国際)

【理事】

▽谷水利行(福岡・西日本)

▽山口隆(佐賀・フジ)

▽古賀醸治(佐賀・花祭)

【監事】

▽的場慎哉(福岡・西戸崎シーサイド)

▽瀬川政幸(福岡・福岡雷山)

【委員長】

▽伊藤利明(福岡・門司=総務財務委員会、大会審査委員会)

▽財木洋一(福岡・小郡=競技委員会)

▽久賀慎也(熊本・玉名=グリーン委員会)

 

 

 

廣吉優梨菜選手(福岡・折尾中3年)と長﨑大星選手(宮崎・日章学園中3年)を連盟表彰

恒例となっている昨年1年間、各種日本選手権で優勝するなど優秀な成績を収めた選手の連盟表彰は「第29回日本ジュニア選手権12~14歳の部女子」初優勝の廣吉優梨菜選手(福岡・折尾中3年)と「同男子」初優勝の長﨑大星選手(宮崎・日章学園中3年)の2人。両選手とも「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」(兵庫)に出場のため会場には来れませんでした。後日、GUKの担当者が福岡と宮崎へ赴き、表彰します。

同大会は昨年8月14、15日、武蔵CC豊岡コース(埼玉)で行われました。本来は3日間54ホールストロークプレーで争われる予定でしたが、台風7号の影響で2日間36ホールに短縮されました。

廣吉選手は通算6アンダー136で頂点に立ちました。初日は7バーディー、4ボギーの69で首位に1打差の2位。第2ラウンドも69(6バーディー、3ボギー)をマークしての逆転勝ちです。廣吉選手は同部門の九州でも優勝しました。

男子も九州を制した長﨑選手が勢いを保持したまま、初の栄冠を手にしました。13番から4連続を含む8バーディー、2ボギーの66で首位と2打差の3位で初日を終えた長﨑選手は、最終日に7バーディー、ノーボギーの65をマーク。通算13アンダー131で逆転勝ちしました。2位に5打差をつける圧勝でした。

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