勝者は
男子は安部寛章(長崎国際大1年)
女子は岩切夏乃(九州保健福祉大1年)
第35回九州学生・第15回九州女子学生選手権競技は6月8日、福岡県大牟田市の有明カントリークラブ(男子6689㍎、女子6159㍎、パー72)で行われ、男子は通算6アンダーの138で安部寛章(長崎国際大1年)と古川雄大(東海大九州1年)の2人が並んだが、最終ラウンドの成績で安部が古川を1打上回り、初優勝した。
女子は岩切夏乃(九州保健福祉大学1年)が2オーバー、74で初優勝した。
優勝した男子の安部、女子の岩切は兵庫県鳴尾GCで行われる第70回日本学生(8月23日から)、第53回日本女子学生選手権(同24日から)への出場権を得た。
男子は2人が通算6アンダー 138
最終Rスコア上位の安部が古川雄大(東海大九州1年)に逆転で初優勝
1日36ホールで行われた男子は57人(欠場3人)が出場。第1ラウンドは安部の4アンダー、68に対し、67で回った古川が1打差でトップに立った。第2ラウンドは安部が3バーディー、1ボギーの70としたのに対し、古川は5バーディー、4ボギーの71で、通算で2人が並んだ。しかし、今年の規定でプレーオフはなく、最終ラウンドのスコア比較で安部が1打上回り、逆転勝ちした。
3打差の3位は菅卓人(東海大九州1年)、さらに5打差の通算2オーバー、146に酒匂雅嵩(同3年)だった。
女子は2オーバーの74で岩切が初の栄冠
女子は16人が参加。岩切はインスタートの前半、2バーディー、1ボギーの35と好調なラウンドだったが、後半の最終盤、上りの3ホールで3連続ボギーとし、74でホールアウトした。しかし、後続もスコアを伸ばすことができず、4打差の2位タイに山崎琉日(福岡大3年)と加藤奈那(日本経済大3年)の2人。前週の九州女子選手権で3日間を通算イーブンパーで回り2位になった森満絢香(宮崎公立大1年)は7オーバー、79で4位だった。