通算2オーバー、146ストローク。
55歳の井上勘昭(西戸崎シーサイド)が初優勝
大会最終日は27日、81人による決勝ラウンドが行われ、この日3バーディー、4ボギーと、ベストスコア73で回った55歳の井上勘昭(西戸崎シーサイド)が逆転して、通算2オーバー、146で初優勝した。
井上、3打差を逆転
首位の楠元利夫(都城母智丘、63歳)に3打差の73、2位タイでスタートの井上。速さを増したグリーン、特有の難しいピンの位置にスコアメークに苦戦する選手が続出するなか、前半、1バーディー、1ボギーで回り楠元を射程にとらえると、後半も2バーディー、3ボギーと安定したゴルフを見せ、後半43をたたいた楠元を抜き去った。
4打差の2位には2バーディー、4ボギーの74と手堅くまとめた56歳の鵜木伸久(ブリヂストン)が通算6オーバー、150で、さらに1打差、7オーバーの3位タイにはこの日77の守田和義(佐世保、59歳)と、初日首位の楠元が入った。
昨年の日本ミッドシニア優勝の大川重信(小郡、67歳)は初日、首位に5打差とやや出遅れていたが、最終日は77で回り、比嘉猛(ベルビーチ、63歳)、松本芳宜(長崎、54歳)とともに8オーバー、5位タイに食い込んだ。
前年優勝の坂本一馬(別府、57歳)はこの日、85と崩れ、新穂芳昌(福岡サンレイク)らとともに46位タイに終わった。
この日のコンディションは晴れ、気温27.9度、東北東の風2m(正午現在)