男女ともに初優勝
男子は菅 卓人(東海大九州3年)
女子は松熊理子(日本経済大2年)
6月7日、大分県日田市のローレル日田カントリークラブ(男子6791㍎、女子6244㍎、いずれもパー72)で行われた。
男子は菅卓人(東海大九州3年)と渡辺弘泰(長崎国際大3年)の2人が通算8アンダー、136で首位に並んだが、規定により、最終ラウンドのスコアが上位の菅が、初優勝を決めた。
女子は1オーバーの73で回った松熊理子(日本経済大2年)が後続に2打差をつけて初優勝した。
例年より早い梅雨入りした北部九州だったが、この日の日田地方は終日、曇り、気温27.1度、北東の風2㍍(正午現在)と好コンディションに恵まれた。
男子は8アンダーの136 逆転Vの菅
1日36ホールストロークプレーで行われた男子は59人(欠場1人)が出場。第1ラウンドは5アンダー、67の渡辺と、前週の九州アマチュア選手権で優勝した古川雄大(東海大九州3年)の2人が首位スタート。これを1打差で奥村栄史郎(同1年)ら3人が追う展開となったが、20人がアンダーパーをマークする混戦となった。
第2ラウンドはこの中から、3アンダーの69で6位タイスタートだった菅が1イーグル、5バーディー、2ボギーで回り5つスコアを伸ばして、8アンダーとした。渡辺も3アンダーとスコアを伸ばしたものの、最終ラウンドのスコア比較で菅に及ばす、2位に泣いた。古川は第2ラウンドは70と伸ばしきれず、田中恵太(長崎国際大3年)、中村志凪(東海大九州2年)、稲田愛篤(同)とともに3位タイ。2週連続優勝とはならなかった。
女子の松熊は1オーバーの73
18ホールの女子の松熊は出だしから連続ボギーなど3ボギーと不安な立ち上がりだったが、9番からは4バーディー、2ボギーと盛り返し、快勝した。前年優勝の蔵座一華(東海大九州2年)は7オーバーの79で6位タイ。連覇はならなかった。2打差の2位タイは元永華奈(九州産業大1年)、永江綾(東海大九州1年)、日巻那々恵(日本文理大3年)の3人。なお、女子の参加者17人は過去最多だった。
男女の優勝者は日本学生・日本女子学生選手権の出場権獲得
この試合の結果、優勝した男子の菅は第72回日本学生選手権(8月21日から、埼玉県・飯能GC)、女子の松熊は第55回日本女子学生選手権(8月22日から、同)への出場権を獲得した。