女子ミッド 3オーバー 75
今田 夢美(筑紫ケ丘)
プレーオフ制して初優勝
女子シニア 5オーバー 77
比嘉 ゆかり(オリオン嵐山)
が初優勝
両選手権は6日、佐賀県唐津市の佐賀ロイヤルゴルフクラブ(ミッド、シニアともに6060㍎、パー72)で18ホールストロークプレーで行われた。
ミッド(M)アマチュア選手権は34歳の今田夢美(ゆう、筑紫ケ丘)が3オーバーの75で並んだ29歳の黒石沙也佳(若宮)をプレーオフで下し、初出場で優勝。女子シニア選手権は55歳の比嘉ゆかり(オリオン嵐山)が5オーバー、77で、2位の島田会美子(ワールド、52歳)に1打差をつけて初優勝した。比嘉も女子シニア初参加での栄冠だった。(写真は今田夢美㊧と比嘉ゆかり㊨)
選手権には25歳以上が対象のMアマチュアに62人、50歳以上の女子シニアに90人(欠場3人)が出場。一時期の酷暑ぶりも一段落してこの日は曇り、気温28.6度、南の風1㍍と好コンディション。ミッド、シニアともに大きなトラブルもなく、順調にホールアウトした。
今田は3ホール目で黒石を下して栄冠
そんな中、女子Mアマは3オーバーで並んだ2人によるプレーオフとなったが、3ホール目にパーとした今田が、パーパットを外した黒石に競り勝ち、栄冠を手にした。1打差、76の3位タイには松尾彩(大村湾、37歳)と阿部育子(西日本、37歳)の2人。さらに1打差の5位に一昨年の第4回大会優勝の木村紀子(若宮、27歳)。昨年、渡辺恵理(チェリー宇土)とプレーオフで優勝を争い2位の松尾麻子(佐賀クラシック、47歳)は8オーバーの8位タイだった。その渡辺は日本女子ミッドアマ選手権のシード権を持ち、今大会は出場していない。
なお、ミッドの堤寛子(チサン森山)が12番でホールインワンを達成、開催俱楽部から記念品が贈られた。
比嘉は前半の4打差を逆転しての勝利
女子シニアはインスタートの比嘉は5ボギーの41と苦しい前半戦。同じインスタートの島田が37、平岡美智子(福岡、58歳)らが38と先行するのを追う形になった。後半、逆に島田や平岡らがスコアを伸ばせないなかで、比嘉は1バーディー、1ボギーの36と巻き返し、逆転で勝利をつかんだ。1打差の2位は島田で、さらに1打差の3位に第3回大会優勝の松尾賢子(美々津、64歳)で、4位に8オーバーで平岡。前回優勝の本田月枝(くまもと城南、62歳)は26位タイだった。
日本女子ミッドは上位12人
日本女子シニアは上位14人が出場権
この試合の結果、第23回日本女子ミッドアマチュア選手権(11月15、16日・千葉県、富里GC)には8オーバー、8位タイまでの9人と、10位タイの4人中、マッチングスコアカードで選ばれた3人の計12人が出場権。第26回日本女子シニア選手権(10月25、26日・千葉県、カレドニアンGC)は10オーバー、12位タイまでの13人と、14位タイの7人のうち、マッチングスコアカードで選ばれた1人の計14人が出場権を獲得した。