先日掲載いたしました2025年度九州ゴルフ連盟主催決勝競技日程に関し、決勝競技の一部において、日程変更(九州ジュニア選手権競技・九州インタークラブ)がございました。12月16日。
先日掲載いたしました2025年度九州ゴルフ連盟主催決勝競技日程に関し、決勝競技の一部において、日程変更(九州ジュニア選手権競技・九州インタークラブ)がございました。12月16日。
晴れの優勝者
「第10回九州スーパーシニアカップ」は11月14日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(男子5715ヤード、女子4955ヤード、いずれもパー72)で行われ、男子は81歳の瀧下幸治(ザ・マスターズ天草)が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72で2年ぶり2度目の優勝。瀧下は自身が持つ大会ベストスコアを1打縮めた。女子は73歳の岩切マリ子(宮崎ゴルフ)が1バーディー、5ボギーの4オーバー76で昨年に続き2年連続2度目の栄冠を手にした。
【写真は男子の部優勝の瀧下㊧と女子の部優勝の岩切㊨】
【男子】2年連続で生年月日が全く同じ2人が同スコア
80歳(今年12月31日現在)以上で争われた男子は106人(欠場12人)が出場した。優勝した瀧下はインスタート。10、11番で連続バーディーと幸先のいいスタートを切った。14番で1つスコアを落としたものの、16番で取り返して前半を34でターン。後半のアウトは7番でダブルボギーをたたきながらも2オーバー38にまとめた。首位から5打差、77の2位には金井敏男(福岡、80歳)、6オーバー78の3位には田中日本明(麻生飯塚、81歳)、同スコアの4位には甲斐朝喜(大分ななせ、81歳)、同スコア5位には奈須弘治(同、80歳)が続いた。昨年優勝の丹山慶二郎(都城母智丘、85歳)は13オーバー85で33位だった。
大会規定では同スコアの場合、年長者上位となるが、8オーバー80で馬渕博臣(フェニックス)と堀昭男(美々津)の2人が8位タイに並んだ。ともに1942年2月17日生まれで生年月日が全く同じのためタイとなった。昨年もこの2人は10オーバー82の同スコアで14位タイ。2年連続での珍しい同着となった。
【女子】
70歳(今年12月31日現在)以上の女子は21人が顔をそろえた。優勝した岩切はインスタート。その前半は1バーディー、2ボギーの37と安定し、後半のアウトもノーバーディーながら2ボギーの38と手堅いゴルフを展開した。首位から2打差、6オーバー78の2位に福井和子(ブリヂストン、77歳)、10オーバー82の3位に髙山みどり(福岡サンレイク、71歳)が入った。
エージシュートは男子21人、女子1人
エージシュートは男子が優勝した瀧下、2位の金井、3位の田中など21人が達成し、昨年の14人から7人増えた。優勝した瀧下は約790回記録しているという。女子は4位の土器悌子(佐賀、84歳)が11オーバー83をマークして4年連続で唯1人だけ達成した。
「第52回九州インタークラブ競技」は11月7日、長崎県諫早市の長崎国際ゴルフ倶楽部(6753ヤード、パー72)で決勝大会が行われ、トータル7オーバー367で熊本空港CC(熊本県)が初優勝を飾った。熊本県としても初制覇で、このスコアは5人のトータルとしては最少。首位から12打差、トータル379の2位には前回優勝のフェニックスCC(宮崎県)が続き、さらに同スコアの3位に宮崎レイクサイドGC(同)、381の4位に若松GC(福岡県)、384の5位にくまもと中央CC(熊本県)が入った。
※同スコアの場合は大会規定により6人の合計スコアで決する。
ベストグロスは、2アンダー70(34・36)をマークした63歳の湯浅幸一(愛野)が初の栄誉に輝いた。
【写真は優勝盾を手にする熊本空港CCの太田誠一キャプテン㊨。㊧は水田芳夫九州ゴルフ連盟理事長】
決勝大会は24チームが出場
九州ゴルフ連盟(GUK)主催競技唯一の団体戦。出場チームはGUK加盟のクラブで、学生・生徒を除く1倶楽部6人およびアドバイス・ギバー1人(54歳未満3人以内)で構成。ベスト5人の合計スコアで優勝を争う。10地区の予選会には183倶楽部がエントリーし、このうち23チームが決勝大会に駒を進めた。決勝大会は開催倶楽部の長崎国際ゴルフ倶楽部を含めた24チームで開催した。
熊本空港CCは5人全員が70台。1人棄権が出ながらも5人が踏ん張る
九州・沖縄8県のうち唯一優勝のなかった熊本県が大会52回目にして、ついに頂点に立った。熊本空港CCは小杉康太が腰痛で棄権しながらも、残りの5人が踏ん張った。それも全員が70台。ポイントゲッターの高村博臣(40歳)と小杉竜三(37歳)がともにパープレーの72。59歳の井手尾環が73、65歳の小杉康之が74、68歳の江村博次が76とベテラン勢の健闘も光った。前回優勝のフェニックスCCは首位とは12打差ながらも2位に食い込むあたりはさすが。全員が安定した力を発揮した。フェニックスCCと同スコアながら3位となった宮崎レイクサイドGCは5人がそれぞれ75~77にまとめた。
ベストグロスの湯浅は63歳ながらドライバーの飛距離290ヤード
個人のベストグロスは2アンダー70の湯浅が獲得した。アウトからスタートし、前半は3バーディー、1ボギーの34。後半は2バーディー、2ボギーの36。その武器は63歳と言っても、ドライバーの平均飛距離280~290ヤードを誇るパワー。48歳からゴルフを始めて念願のタイトル奪取となった。1打差の2位タイに田中良明(若松、30歳)と中村成児(くまもと中央、44歳)、パープレー72の4位タイに高村と小杉竜(ともに熊本空港)、江口信二(大博多、53歳)の3人。
下記の2024年度本連盟主催競技につきまして、11月6日12時~15時の間に選手交替届を反映した組合せ表を掲載しています。よろしくお願いいたします。
晴れの優勝者
「第22回ハンディキャップ競技(HDCP)九州大会」(JGA杯J-sysゴルフ選手権予選)は10月24日、福岡県みやま市の福岡サンレイクゴルフ倶楽部(女子5352ヤード、男子6062ヤード、いずれもパー72)で行われ、女子は小林麻実(ミッションバレー、56歳)がネット67(ハンディ8、グロス75)で、男子は上原一男(白木、57歳)がネット65(ハンディ7、グロス72)でそれぞれ初の頂点に立った。
【写真㊧は男子の部優勝の上原、㊨は女子の部優勝の小林】
<女子>
48人(欠場4人)が出場した女子で優勝した小林はインスタート。前半を1バーディー、2ボギーの37で折り返すと、アウトの後半もノーバーディーだったが、ボギーを2つに抑えて38と安定したゴルフを展開した。2位タイには小林と同ネットの67ながら大会規定のマッチングスコア方式で(H15、G82)の山田聖子(ワールド)と(H8、G75)の花山悦子(ミッションバレー)が続き、4位にはN68(H10、G78)の白石昌未(グランドチャンピオン)が食い込んだ。
<男子>
129人(欠場18人)が出場した男子で優勝した上原はインスタート。10、11番でいきなり連続ボギーをたたいて2オーバーとしたが、その後の7ホールをパーでしのぎ、前半は38。後半のアウトでも1番でボギーが先行しながらも4、6、9番でバーディーを奪ってパープレーに戻した。後半の粘りが初優勝につながった。3打差の2位タイにN68(H5、G73)の野木悟(福岡サンレイク)、(H6、G74)の永井広起(チェリー天草)、(H6、G74)の河原和久(佐賀クラシック)の3人。N69の5位に(H16、G85)の脇山健一(ミッションバレー)が入った。
J-sys選手権は11月27日、埼玉県の霞ヶ関CC東コースで
男女とも各8人が出場権を獲得
今年のJ-sys選手権は11月27日、埼玉県の霞ヶ関CC東コースで行われ、九州代表は男女とも上位各8人が出場権を獲得した。なお、女子ではN71で4人、男子でもN71で12人が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式により、ともに2人が代表権を手にした。
晴れの優勝者
25歳(今年12月末現在)以上で競う「第14回九州ミッドアマチュア選手権競技」は10月16、17日、鹿児島県南九州市知覧町の知覧カントリークラブ(6893ヤード、パー72)で行われた。66人が出場して争われた17日の最終日は28歳の石塚祥成(福岡雷山)が通算5アンダー139で初優勝を飾った。首位でスタートした石塚は前半のアウトを2バーディー、1ボギーの35、後半のインを3バーディー、1ボギーの34の3アンダー69にまとめた。昨年は今年同様、最終日の前半終了時点で2位に3打差をつけながらバックナインで崩れて3位に終わった。今回は後半のインでスコアを伸ばしてリベンジを果たした。この日のベストスコア68をマークした渡辺卓(大分、41歳)が通算4アンダー140で2位。3位には通算1アンダー143の内布洋明(八代、33歳)、4位には通算1オーバー145の山下大介(長崎、33歳)が入った。
前年優勝の今村大志郎(麻生飯塚)は通算4オーバー148で11位タイだった。
石塚が2アンダー70で初日のトップに
132人(欠場4人)が出場した初日は石塚が3バーディー、1ボギーの2アンダー70でトップに立った。1打差の1アンダー71の2位に南野雅英(鷹羽ロイヤル、35歳)、パープレー72の3位タイに新高英明(大村湾、27歳)、渡辺、今村、山下、森芳勝(大博多、53歳)の5人がつけた。また、福原暢久(鷹羽ロイヤル、50歳)が8番ショート(163ヤード)でホールインワンを達成した。
この日は降雨のため開始が1時間30分遅れ、午前9時にスタートした。
なお、通算7オーバー79、57位タイまでの66人が決勝ラウンドに進んだ。
全国大会は高室池GC(兵庫)で開催
この結果、通算4オーバー148、11位タイまでの12人(シード1人を含む)と5オーバーで並んだ2人のうち、大会規定のマッチングスコア方式により岡村貴志(久住高原、48歳)が11月13日から3日間、高室池GC(兵庫)で開催される「第28回日本ミッドアマチュア選手権」の代表権を得た。
10/16 8時05分時点
コースコンディション不良の為、スタート時間をさらに30分、遅らせます(9時00分開始予定)。
状況によりさらに遅らせることもありますので、
その場合、場内放送にてお知らせします。
各自でスタート時間を確認の上、スターティングホールへ
お越しくださいますようお願いいたします。
委員会
晴れの優勝者
70歳(今年12月末現在)以上で競う「第46回九州グランドシニア選手権競技」は10月9、10日、福岡県糸島市の伊都ゴルフ倶楽部(6287ヤード、パー72)で行われた。64人が出場した10日の最終日は通算4オーバー148で3選手が並んだが、佐藤憲一(大分、73歳)が1ホール目でバーディーを決めて初の頂点に立った。2位タイにはプレーオフで敗れた村上義春(皐月、72歳)と村川米蔵(八代、75歳)、4位タイには通算5オーバー149で吉野武司(肥後サンバレー、72歳)と青木英樹(佐賀ロイヤル、73歳)の2人が続いた。昨年優勝の那須敬彰(グランドチャンピオン、73歳)は通算18オーバー162で47位タイだった。
初日は青木、瀧下、高尾の3選手がパープレー72で首位に
132人(欠場5人)が出場した初日は青木、瀧下幸治(ザ・マスターズ天草、81歳)、高尾正儀(グランドチャンピオン、74歳)の3人がパープレーの72で首位タイに立った。トップから1打差、1オーバー73の4位タイに津村益隆(大博多、70歳)、佐藤、吉野、村川の4人が並んだ。首位から3打差、3オーバー75までに15人がひしめき、優勝争いは混とんとしてきた。初日が終わり、9オーバー81、54位タイまでの64選手が決勝ラウンドに進んだ。
九州代表として全国大会に21人が出場
この結果、シード3選手を含む上位21人が11月7、8日、嵐山CC(埼玉)で開催される「第30回日本グランドシニア選手権」に九州代表として出場する。なお、通算13オーバー157の20位タイに10人が並んだが、大会規定のマッチングスコア方式で小山明彦(鹿児島鹿屋、70歳)と谷口敏雄(グリーンランドリゾート、75歳)が代表権を獲得した。
下記の2024年度本連盟主催競技につきまして競技規定を一部修正致しました。
参加選手、ご関係者様は以下より変更点のご確認をよろしくお願い致します。
修正後:
13 指定練習日およびプレー費
開催日の2週間前から2回(原則として土・日・祝日を除く)ティーム毎に開催コースに(出場選手6名、
アドバイス・ギバー1名)申込み、そのコースが予め定めた日時に練習することができる。
修正前:
13 指定練習日およびプレー費
開催日の2週間前から2回(原則として土・日・祝日を除く)ティーム毎に開催コースに(出場選手5名、
アドバイス・ギバー1名)申込み、そのコースが予め定めた日時に練習することができる。
晴れの優勝者
55歳以上で競う「第54回九州シニア選手権競技」は9月18、19日、福岡県大牟田市の有明カントリークラブ(6641ヤード、パー72)で行われた。60人が出場した19日の最終日は通算3オーバー147で野上英司(ミッションバレー、66歳)、福留洋一(宮崎レイクサイド、59歳)、井手尾環(熊本空港、58歳)の3人が並んでプレーオフとなり、1ホール目の1番ロング(562ヤード)で野上がバーディーを決めて2人を振り切った。野上は初優勝。首位から2打差、通算5オーバー149の4位タイには山口幸則(球磨、63歳)と林俊行(ワールド、58歳)の2人が続いた。史上3人目の3連覇を目指した榎隆則(大分中央、65歳)は通算9オーバー153で12位タイだった。
初日は2オーバー74の首位タイに6人、トップから3打差以内に26人の大混戦に
132人(欠場4人)が出場しての大会は初日から大混戦となった。首位に立ったのは2オーバー74の6選手。林、井手尾、福永勝男(祁答院、56歳)、山口、江村博次(熊本空港、68歳)、福留が第1ラウンドをリードした。首位から1打差、3オーバー75の7位タイに4人、さらに1打差、4オーバー76の11位タイに5人、5オーバー77の16位タイに11人とトップから3打差以内に26人がひしめいた。榎は76で11位タイ。なお、通算8オーバー80、53位タイまでの60人が決勝ラウンドに進んだ。
プレーオフで野上が下りの8mを沈める
最終日の前半のアウトを折り返した時点で通算3オーバーに5人、4オーバーに2人、5オーバーに3人と優勝の行方は混とんとしていた。これらの中で後半のインを野上と井手尾はパープレーの36、福留は2アンダーの34でプレーオフとなった。プレーオフでは第2打を放った時点で福留が断然有利と思われたものの、最後のパター勝負で野上が左上からの難しい8mのスライスラインを読み切ってバーディーを奪った。
11選手が九州代表として全国大会へ
この結果、8オーバー152までの上位11人が10月23日から3日間、涼仙GC(三重県)で開催される「第45回日本シニア選手権」に九州代表として出場する。