栄誉をたたえる 日本選手権優勝の3選手を連盟表彰 | 九州ゴルフ連盟(GUK)

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栄誉をたたえる 日本選手権優勝の3選手を連盟表彰

        (左から佐々木徹、外園華蓮 上木政章の各選手)

外園華蓮選手(宮崎・日章学園中3年)
第25回日本ジュニア選手権女子12~14歳の部初優勝
佐々木徹選手(くまもと中央CC)
第26回日本ミッドシニア選手権初優勝
上木政章選手(志摩シーサイドCC)
第26回日本グランドシニア選手権初優勝

 

九州ゴルフ連盟は20日に開いた通常総会で、昨年の第25回日本ジュニア選手権女子12~14歳の部初優勝の外園華蓮(宮崎・日章学園中3年)、第26回日本ミッドシニア選手権初優勝の佐々木徹(くまもと中央CC)、第26回日本グランドシニア選手権初優勝の上木政章(志摩シーサイドCC)の3選手を連盟表彰しました。
前年の各種選手権で優勝、または男女の日本オープン選手権でローアマチュアになった九州在住の選手を、その栄誉をたたえて通常総会で表彰しているものです。
今年の表彰式には3選手ともに元気な姿を見せ、それぞれが受賞の喜びと今年にかける意気込みを次のように述べました。

外園華蓮選手 「このような栄えある表彰をいただき、感激しています。環境のいい所でゴルフができる感謝の気持ちを忘れず、高校に進学しても頑張ります」

佐々木徹選手 「九州のゴルフ界からいろんな形で応援していただいたのが今回の優勝につながった。これからも努力して九州の為に頑張りたい」

上木政章選手 「日本選手権に16回挑戦して手に入れた優勝でした。今年は、ミッドシニアにも挑戦して、グランドの連覇とミッドの初優勝を目指したいです」

 

今回受賞した3選手の実績は以下の通りです。

 

外園華蓮選手は8月14日から3日間、埼玉県の霞ヶ関CCで行われた第25回日本ジュニア選手権の女子12~14歳の部(6537㍎、パー73)で、通算1オーバーで並んだ手塚彩馨(山梨・白根御勅使中2年)をプレーオフで下し、初出場で初優勝の栄冠を手にしました。
九州ジュニア選手権ではホールインワンを記録するなど、逆転で制して出場した外園選手でしたが、初日1アンダーの72で5位タイスタート。2日目は75をたたきましたが、通算1オーバーで4位タイ。そして、首位に2打差を追っての最終日はパープレーで回ってプレーオフになり、逆転勝ちしました。
初日は、雷雲接近で中断を繰り返した挙げ句にサスペンデッドになるなど、コンディションには恵まれないなかで粘り強く戦い、九州に続く逆転で日本一の座を獲得しました。
ロケット打ち上げ施設(内之浦宇宙空間観測所)がある大隅半島の肝付町立高山小4年の時にゴルフを始め、6年の九州小学生大会では2位。中高一貫校の宮崎・日章学園に進学し、寮生活の中でたくましく育った外園選手です。

 

佐々木徹選手は65歳以上が参加した第26回日本ミッドシニア選手権(11月7、8日・愛媛県・滝の宮CC別子・赤石コース)で、通算4オーバー、148で初優勝しました。佐々木選手は72歳。九州勢としては、2012年第19回大会の尾島純市(南九州)以来7年ぶり5人目の優勝でした。
佐々木選手は初日、高速グリーンに手を焼く選手が多い中でただ1人、エージシュートとなるパープレーで回って単独首位に立ちました。
2位タイに1打差をつけての最終日。風が強まりスコアが伸びないなかで、佐々木選手は一時はスコアを乱しましたが、後半に立ち直って4オーバー、76にまとめ、後続に3打差をつけて逃げ切り、2日間首位の完全優勝を遂げました。
3度目の挑戦で初めての日本タイトル。佐々木選手は神奈川県出身で、体操競技で日体大時代にインカレ優勝などの実績を持ちます。

 

上木政章選手は第26回日本グランドシニア選手権(11月14~15日・愛知県、三好CC東)で同選手権初出場で自身初の日本チャンピオンに輝く快挙を成し遂げました。
同選手権は70歳以上が参加資格で、上木選手は佐々木選手と同じ72歳。九州勢の優勝は2015年第22回大会の安河正彰(ミッションバレー)以来、4年ぶり4人目でした。
初日は吹き付ける寒風と、高速グリーンに選手たちはスコアメークに苦心。上木選手は首位と3打差、7オーバーで9位タイの発進でしたが、好天に恵まれた最終日、上位陣が混戦となってスコアを落とすなかで、4オーバーの76で回って通算11オーバー、155とし、2位に1打差をつけて逆転初優勝を果たしました。
これまで日本アマチュア選手権以来、日本ミッドアマチュア、日本シニア、日本ミッドシニアと日本選手権に挑み続けて勝ち取った日本チャンピオンでした。

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