今年は長崎・雲仙の地でゴルフがスタートしてちょうど100年という節目の年。このため、九州ゴルフ連盟では、今季主催競技の全てで「九州ゴルフ百年祭」と銘打って盛り上げていくことになった。 県営の「雲仙ゴルフ場」が誕生したのは大正2年(1913年)8月。現存するゴルフ場としては神戸GC六甲に次ぐ古い歴史で、パブリックとしては日本最古、日本人の手で開発した最初のゴルフ場である。 当初は99年の借地権を設定して県営として運営していたが、平成18年に地元の「雲仙ゴルフ場株式会社」に管理・運営が移管された。 明治維新後の近代化の波の中で、長崎は大陸、東南アジアとの交流の窓口となって多くの国際人が行き交った。そんな歴史的背景から2007年には「近代化産業遺跡群」に認定されている。