晴れの優勝者
通算1オーバー、145
65歳の田中 雅之(若木)が初優勝
65歳以上で競われる「第30回九州ミッドシニア選手権競技」は6月7、8日、福岡県糸島市の伊都ゴルフ倶楽部(6391ヤード、パー72)で行われた。61人(棄権2人)が出場した8日の最終日は65歳の田中雅之(若木)が2バーディー、2ボギーのパープレー72で回り、通算1オーバー145で初の栄冠を手にした。首位から3打差、通算4オーバー148の2位には辻田昭吾(くまもと中央、66歳)が続き、さらに1打差、通算5オーバー149の3位タイに昨年の優勝者・谷川富夫(つくも、66歳)、乙守修(フェニックス、66歳)、瓦田徳(久山、67歳)の3人が入った。
第1ラウンドは1オーバー73で5人が首位タイ
132人(欠場9人)が出場した7日の初日は田中、辻田、上門貞夫(琉球、65歳)、小川敏(ザ・クラシック、75歳)、瓦田の5人が1オーバー73で首位に並んだ。2オーバー74に2人、3オーバー75と4オーバー76にそれぞれ7人ずつと、首位から3打差以内に21人がひしめく大混戦となった。連覇を狙う谷川は3オーバーで8位タイ。また、山本昌治(西日本、66歳)と井川賢次(玄海、67歳)がそれぞれ8番と17番ホールでホールインワンを達成した。なお、8オーバー80、49位タイまでの61選手が決勝ラウンドに進んだ。
日本ミッドシニアには22選手が九州代表に
この結果、シード選手と上位21人の計22人は11月1、2日、横浜CC(神奈川)で開かれる「第29回日本ミッドシニア選手権」に九州代表として出場する。なお、通算11オーバー155の17位タイに9人が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式で西村敏彰(日南北郷)、山浦正継(志摩シーサイド)、喜田友幸(福岡サンレイク)、青木英樹(佐賀ロイヤル)、井川の5人が代表権を獲得した。