晴れの優勝者
通算4オーバー148
73歳の佐藤 憲一(大分)がプレーオフを制して初優勝
70歳(今年12月末現在)以上で競う「第46回九州グランドシニア選手権競技」は10月9、10日、福岡県糸島市の伊都ゴルフ倶楽部(6287ヤード、パー72)で行われた。64人が出場した10日の最終日は通算4オーバー148で3選手が並んだが、佐藤憲一(大分、73歳)が1ホール目でバーディーを決めて初の頂点に立った。2位タイにはプレーオフで敗れた村上義春(皐月、72歳)と村川米蔵(八代、75歳)、4位タイには通算5オーバー149で吉野武司(肥後サンバレー、72歳)と青木英樹(佐賀ロイヤル、73歳)の2人が続いた。昨年優勝の那須敬彰(グランドチャンピオン、73歳)は通算18オーバー162で47位タイだった。
初日は青木、瀧下、高尾の3選手がパープレー72で首位に
132人(欠場5人)が出場した初日は青木、瀧下幸治(ザ・マスターズ天草、81歳)、高尾正儀(グランドチャンピオン、74歳)の3人がパープレーの72で首位タイに立った。トップから1打差、1オーバー73の4位タイに津村益隆(大博多、70歳)、佐藤、吉野、村川の4人が並んだ。首位から3打差、3オーバー75までに15人がひしめき、優勝争いは混とんとしてきた。初日が終わり、9オーバー81、54位タイまでの64選手が決勝ラウンドに進んだ。
九州代表として全国大会に21人が出場
この結果、シード3選手を含む上位21人が11月7、8日、嵐山CC(埼玉)で開催される「第30回日本グランドシニア選手権」に九州代表として出場する。なお、通算13オーバー157の20位タイに10人が並んだが、大会規定のマッチングスコア方式で小山明彦(鹿児島鹿屋、70歳)と谷口敏雄(グリーンランドリゾート、75歳)が代表権を獲得した。