第10回九州スーパーシニアカップ | 九州ゴルフ連盟(GUK)

競技トピックス

第10回九州スーパーシニアカップ

 

 

晴れの優勝者

《男子》

イーブンパー 72 

81歳の瀧下 幸治(ザ・マスターズ天草)が2年ぶり2度目の優勝

《女子》

4オーバー 76 

73歳の岩切 マリ子(宮崎ゴルフ)が2年連続2度目の栄冠

 

 

 

 

「第10回九州スーパーシニアカップ」は11月14日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(男子5715ヤード、女子4955ヤード、いずれもパー72)で行われ、男子は81歳の瀧下幸治(ザ・マスターズ天草)が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72で2年ぶり2度目の優勝。瀧下は自身が持つ大会ベストスコアを1打縮めた。女子は73歳の岩切マリ子(宮崎ゴルフ)が1バーディー、5ボギーの4オーバー76で昨年に続き2年連続2度目の栄冠を手にした。

【写真は男子の部優勝の瀧下㊧と女子の部優勝の岩切㊨】

 

 

 

【男子】2年連続で生年月日が全く同じ2人が同スコア

80歳(今年12月31日現在)以上で争われた男子は106人(欠場12人)が出場した。優勝した瀧下はインスタート。10、11番で連続バーディーと幸先のいいスタートを切った。14番で1つスコアを落としたものの、16番で取り返して前半を34でターン。後半のアウトは7番でダブルボギーをたたきながらも2オーバー38にまとめた。首位から5打差、77の2位には金井敏男(福岡、80歳)、6オーバー78の3位には田中日本明(麻生飯塚、81歳)、同スコアの4位には甲斐朝喜(大分ななせ、81歳)、同スコア5位には奈須弘治(同、80歳)が続いた。昨年優勝の丹山慶二郎(都城母智丘、85歳)は13オーバー85で33位だった。

大会規定では同スコアの場合、年長者上位となるが、8オーバー80で馬渕博臣(フェニックス)と堤昭男(美々津)の2人が8位タイに並んだ。ともに1942年2月17日生まれで生年月日が全く同じのためタイとなった。昨年もこの2人は10オーバー82の同スコアで14位タイ。2年連続での珍しい同着となった。

 

 

 

【女子】

70歳(今年12月31日現在)以上の女子は21人が顔をそろえた。優勝した岩切はインスタート。その前半は1バーディー、2ボギーの37と安定し、後半のアウトもノーバーディーながら2ボギーの38と手堅いゴルフを展開した。首位から2打差、6オーバー78の2位に福井和子(ブリヂストン、77歳)、10オーバー82の3位に髙山みどり(福岡サンレイク、71歳)が入った。

 

 

 

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エージシュートは男子21人、女子1人

エージシュートは男子が優勝した瀧下、2位の金井、3位の田中など21人が達成し、昨年の14人から7人増えた。優勝した瀧下は約790回記録しているという。女子は4位の土器悌子(佐賀、84歳)が11オーバー83をマークして4年連続で唯1人だけ達成した。

 

 

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