男子は長田真矩(日本経済大3年)が初優勝
女子は饒平名まなみ(琉球大3年)が2年ぶり2度目の栄冠
第34回九州学生・第14回九州女子学生の両選手権競技は6月4日、福岡県大牟田市の有明カントリークラブ(男子6723㍎、女子6184㍎、パー72)で行われ、男子は通算イーブンパーの144で長田真矩(日本経済大3年)が初優勝。
女子は、饒平名まなみ(琉球大3年)が4オーバー、76で2年ぶり2度目の優勝を飾った。
また、競技では久貝(くがい)英(長崎国際大2年)が8番(パー5)でアルバトロスを達成したほか、西山大揮(日本経済大4年)が17番(パー3)でホールインワンを達成し、記録ずくめの大会となった。
学生選手権は従来、男女とも2日間全員36HSで行われていたが、近年の参加者減から今年から、男子は1日36HS、女子は同18HSに短縮して実施された。
今回、男子は62人が出場(欠場3人)。第1Rでは1アンダーの71で回った長田と尾田優貴(東海大九州3年)の2人が首位に並び、1打差72で西山、さらに2打差74で与儀聖夏(琉球大2年)ら5人がつける接戦となった。第2Rは3バーディー、4ボギーの73で回った長田が、74の尾田を1打差でかわし、勝利を手にした。2位は尾田で、通算2オーバー、146の3位タイに西山と大塚陸斗(東海大九州1年)の2人。さらに1打差、5位に新城北斗日本経済大2年)が入った。
女子選手権は8人が参加。饒平名は前半1バーディー、1ボギーの36とまとめて折り返したあと、後半は7番(パー4)でショットをまげて7をたたくなど1ボギー、1トリプルボギー。しかし、後続もスコアが伸びず、2位に4打差をつけて快勝した。8オーバー、80の2位タイは内田百合菜(長崎国際大1年)と玉寄妃那子(日本経済大1年)の2人だった。
男女の優勝者は日本学生・女子学生選手権への出場権
優勝した男子の長田と女子の饒平名は茨城県の大利根CCで行われる第69回日本学生選手権(8月25~28日)、第52回日本女子学生選手権(8月26~28日)への出場権を得た。
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