15~17歳の部
男子は
清水大成(東福岡高3年)がプレーオフで稲田愛篤(沖学園高3年)下し初優勝
女子は大里桃子(熊本国府高3年)が2連覇達成
12~14歳の部
男子は
内藤滉人(大分中3年)がプレーオフで後藤大翔(大津北中2年)下しての初優勝
女子は園田結莉亜(大分中3年)が初優勝
(写真は各級優勝者=左から清水大成、内藤滉人、園田結莉亜、大里桃子の各選手)
7月28、29日の2日間、大分県竹田市の久住高原ゴルフ倶楽部(男子7175㍎、女子6441㍎=パー72)で行われた。男子は12~14歳の部15~17歳の部ともにプレーオフとなったが、通算5アンダー、139で2人が並んだ15~17歳の部では、清水大成(東福岡高3年)が4ホール目で稲田愛篤(沖学園高3年)を下し、12~14歳の部は通算4オーバー、148で並んだ内藤滉人(大分中3年)が後藤大翔(大津北中2年)を2ホール目で下し、ともに初優勝した。
女子は15~17歳の部が通算4アンダー、140で大里桃子(熊本国府高3年)が2年連続で優勝、12~14歳の部は通算イーブンパーの144で園田結莉亜(大分中3年)が初優勝した。
また、初日、一松紅実(沖学園高3年)が3番(165㍎)でホールインワンを達成した。
出場したのは15~17歳の部の男子49人(欠場2人)、同女子40人。12~14歳の部は男子35人、女子35人。予選通過は前年同様、15~17歳の部男子が40人、同女子32人、12~14歳の部は男女ともに28人だった。初日、雷雲の接近で午後3時55分から45分間の中断があったが、全員がホールアウトした。
競技では、15~17歳の部男子は初日、稲田と上村竜太(神村学園高1年)の2人が4アンダーをマークして首位タイスタート。これを1打差で篠原仕師命(沖学園高3年)と夏伐蓮(宮崎日大高1年)の2人が追う展開となった。最終日は難しいピンの位置にスコアを乱す選手が続出。そんな中、稲田は3バーディー、2ボギーの71と1つスコアを伸ばしたが、首位に3打差と出遅れていた清水がこの日はボギーなしの4バーディーとチャージ。稲田をとらえてプレーオフにもつれこんでいた。
同女子の大里は初日、6アンダー66をマーク、今年の九州女子選手権を制した2位の後藤未有(沖学園高1年)に3打差をつけて飛び出した。最終日は74と乱したものの、後続も伸びず、逃げ切って2連覇を達成した。3打差の2位は小貫麗(熊本国府高2年)で、後藤は阿部未悠(第一学院高1年)とともに通算イーブンパーの3位タイ、さらに1打差の5位タイには、この日のベストスコア71を出した佐渡山理莉(名護高1年)と井戸川菜摘(宮崎日大高1年)だった。
12~14歳の部は大分中がアベックV
12~14歳の部男子は初日、首位に1打差2位タイの内藤がこの日75、3打差6位タイの後藤が73で回り、4オーバーで並んでプレーオフとなった。最終日69とただ1人の60台をマークした中野惠將(飯塚第一中2年)が1打差の3位に入り、初日パープレー72で首位だった出利葉太一郎(片江中3年)は8オーバーの6位タイだった。
女子は初日、塩澄英香(内浜中3年)が3アンダーで首位。これに1打差2位タイの園田が最終日、逆転で優勝。
12~14歳の部は大分中が男女を制し、アベック優勝を果たした。
この試合の結果、15~17歳の部で男子上位16人とシード選手3人、女子10人とシード選手1人、12~14歳の部男子7人、同女子9人が8月17日からの第22回日本ジュニア選手権(男子は霞が関CC、女子は東京GC=いずれも埼玉県)への出場権を得た。