「福岡雷山GC」(福岡南部)が初優勝
逆転で大分CCを下す
ベストグロス賞は69で2人
山出耕三(祁答院=鹿児島北部)
梅田祐二(司ロイヤル=熊本北部)
25倶楽部チームが参加して10月13日、宮崎市のUMKカントリークラブ(6725㍎、パー72)で行われ、トータルスコア373の福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡南部)が2位の大分カントリークラブに3打差をつけて初優勝した。
(写真㊤は優勝した福岡雷山GCチーム)
出場選手中のベストスコアに贈られるベストグロス賞は、3アンダーの69をマークした山出耕三(祁答院=鹿児島北部、写真㊨)と梅田祐二(司ロイヤル=熊本北部、同㊧)の両選手が獲得した。
また、この試合で大林裕之(熊本空港=写真㊦)が2番(173㍎、パー3)でホールインワンを達成し、開催コースから記念品が贈られた。
大会は連盟(GUK)主催競技の唯一の団体競技。1チームは学生・生徒を除く6人(うち55歳以上3人)で構成され、ベスト5人のトータルスコアで優勝を争う。11県地区で行われた今年の予選(各県地区競技大会)にはGUK加盟の計189倶楽部が参加。この中から、勝ち抜いた24倶楽部と開催倶楽部の計25倶楽部チームが本戦出場した。
この日の宮崎地方は曇りで気温21.6度、東北東の4㍍(正午現在)。このところの連盟競技は2週続けて雷雨や台風にともなう強風雨の影響で競技日程が短縮されたが、この日は曇り、微風の絶好のコンディション。倶楽部の実力、名誉をかけた戦いとあって、応援団の熱も入り、盛り上がった大会となった。
2位・大分CC、3位・小倉CCは6人のスコア差
そんな中、福岡雷山は前半を10位タイで折り返したが、荒川英二(45)や竹本健太(34)、山内孝徳(60)ら若手からベテランまでが大崩れすることなく力を発揮、前半トップを走っていた大分に逆転した。376で大分CCと同スコアだった小倉カンツリー倶楽部(福岡北部)が、規定による6人全員のスコア比較で大分CCに2打及ばす3位だった。前年優勝の大博多カントリー倶楽部(福岡南部)は今年の九州シニア4位タイの大野徹二が72と健闘したが、他が精彩を欠き、380のスコアで8位に終わった。