男子はG78、N69で寿々木孝嗣(愛野、66歳)
女子はG83、N69で堤 寛子(チサン森山、34歳)
第15回ハンディキャップ競技(Hdcp)九州大会は10月25日、熊本県益城町の高遊原カントリークラブ(男子6502㍎、女子5890㍎、パー72)で行われ、男子はグロス(G)78で回った66歳の寿々木孝嗣(愛野)がネット(N)で3アンダー、69をマークして初優勝。女子は34歳の堤寛子(チサン森山)がG83、H14、N69で初優勝した。ともに同大会は初出場での栄冠だった。
大会はJGA杯J-sys選手権の予選を兼ねるもので、参加選手各自が持つJGAハンディキャップインデックスを基に開催コースのスロープレーティングによるコースハンディキャップを算出して適用し、実施された。
この日の熊本(益城)地方は晴れで気温19.5度、北の風4.4㍍と好コンディションの中での競技となった。
男女ともに長崎勢が大健闘
男子は121人が出場(欠場3人)。そんな中、寿々木は前半、2ボギー、1ダブルボギーの40で折り返したが、後半は1バーディー、3ボギーの38と踏みとどまり、ハンディ(H)9のN69とした。57歳の矢野祐二(セブンミリオン、H10)がG79で同じくN69をマークしたが、大会規定によるマッチングスコアカードの結果、2位。矢野はインスタートで1バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの43を叩いたのが響き、後半1バーディー、1ボギーと追い上げたが、及ばなかった。
3位は宮本信也(喜々津、43歳)でG78、H8、N70。松尾健史(不知火、50)がG94、H24、N70の同ネットで並んだが、マッチングスコアカードの結果、4位となった。また、男子のベストグロスは77の本田雅稔(司ロイヤル、50歳)でH2のN75で25位だった。
28人が出場した女子(欠場1人)は堤がベストスコアタイのG83をマーク。H16の宮崎育子(野母崎、57歳)がG86で追い上げたが、Nで1打及ばず2位。3位はG85、H13、N72でベテラン田倉美月子(肥後サンバレー、63歳)だった。
参加最高齢は男子が76歳の神原武男(周防灘)でG87、H7、N80で78位。女子は76歳の犬童アヤ子(くまもと城南)がG86、H11、N75で7位と善戦した。
男女各上位8人が全国大会出場権を獲得
この試合の結果、11月28日に京都府の田辺CCで行われる第8回JGA杯J-sys選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技)は男女とも上位8人が出場権を得た。