第38回九州ジュニア選手権競技 | 九州ゴルフ連盟(GUK)

競技トピックス

第38回九州ジュニア選手権競技

晴れの優勝者

【15~17歳の部】

男子 2アンダー 八川  遼(東福岡高3年)

女子 2アンダー 鬼塚 貴理(熊本国府高3年)

【12~14歳の部】

男子 5アンダー 後藤 颯太(福岡・沖学園中3年)

女子 イーブンパー荒木 優奈(熊本・玉名中1年)

 

 

 

第38回選手権は7月26、27日の2日間、大分県竹田市の久住高原ゴルフ倶楽部(男子7175㍎、女子6441㍎=いずれもパー72)で行われた。15~17歳の部男子は通算2アンダー、142の八川遼(はるか、東福岡高3年)が、同女子は鬼塚貴理(熊本国府高3年)が通算2アンダーの142で、いずれも逆転で2位に1打差をつけて初優勝を決めた。

12~14歳の部は、男子で通算5アンダー、139とただ1人アンダーパーをマークした後藤颯太(福岡・沖学園中3年)が2位に7打差をつける圧勝で初優勝した。同女子は通算イーブンパー、144の荒木優奈(熊本・玉名中1年)が初日の5位から逆転して初優勝した。荒木は築山小6年の昨年の九州小学生大会でも優勝しており、先輩たちを押しのけて〝連盟競技2冠〟を達成した。

(各級優勝者=写真㊧から八川遼、鬼塚貴理、後藤颯太、荒木優奈の各選手)

 

出場したのは15~17歳の部の男子が50人、同女子42人、12~14歳の部男子35人、同女子35人。初日に予選カットが行われ、15~17歳男子40人、同女子32人、12~14歳の部は男女ともに28人が最終日の決勝ラウンドに進んだ。

高原とはいえ連日30度を超す暑さだったが、脱落者を出すこともなく、日本ジュニア選手権へ向けた熱い戦いが繰り広げられた。

 

出利葉太一郎は連覇ならず

競技は15~17歳の部男子で初日、前年優勝の出利葉太一郎(福岡・沖学園高2年)が4アンダー、68と後続に2打差をつけて好スタートを切った。2位タイには石塚祥利(同1年)と枝川吏輝(宮崎・日章学園高1年)の2人が並び、さらに1打差で八川と緒方大樹(熊本国府高3年)がつける展開。体力勝負となった最終日はスコアを伸ばしきれない選手が続出する中で八川が7バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと激しい出入りのゴルフながら1アンダーで回り、逆転で勝利をつかんだ。初日首位の出利葉は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの76をたたき3位タイ。ベストスコアの70で回った商崎涼平(鹿児島城西高1年)が初日の25位タイから6位タイへ浮上した。

 

同女子は初日、4アンダーの68をマークした岩切美空(宮崎日大高1年)が単独首位。これを2打差の2位で鬼塚、さらに1打差の3位に永嶋花音(宮崎・日章学園高2年)がつけ、さらには今年の九州女子選手権を制した後藤未有(福岡・沖学園高3年)をはじめ、JGAナショナルチームメンバーの佐渡山理莉(沖縄・名護高3年)らが控える気の抜けない出だしとなった。最終日はそんな中から、鬼塚が3バーディー、3ボギーの72と安定したスコアで回り、逆転優勝した。1打差の2位は永嶋、さらに1打差の3位タイに岩切、澁澤莉絵留(沖学園高3年)、奥山純菜(熊本国府高2年)の3人が入った。前年優勝の新城莉李亜(沖縄・宜野座高3年)は後藤らとともに通算1オーバーの6位タイだった。

 

12~14歳女子は1年生の荒木優奈が逆転優勝

12~14歳の部男子は、初日2アンダーで単独トップに立った後藤が、最終日も5アンダー、2ボギーの69をマーク。2位の池田拓史(鹿児島・吉野中3年)に7打差をつけて優勝。さらに1打差、3オーバーの3位には吉田京介(大分・城北中2年)。

同女子は初日、山田萌結(長崎・山里中3年)がイーブンパーで単独首位。これを1打差で竹田麗央(熊本・合志中3年)ら3人、さらに1打差の5位タイで荒木と桜井心那(山里中3年)の2人が追った。最終日は4バーディー、2ボギーとただ1人アンダーパーの70で回った荒木が逆転で栄冠を勝ち取った。2打差の2位は桜井で、さらに2打差の3位タイに武田と山田の2人だった。前年優勝の賀数心南(沖縄・古蔵中2年)は通算6オーバーで6位だった。

 

 

この試合の結果、8月15日から3日間、埼玉県・霞ヶ関CCで行われる第24回日本ジュニア選手権には、15~17歳の部で男子上位13人、女子9人(シード選手を除く)と12~14歳の部男子7人、同女子7人が出場権を得た。(同スコアの場合は最終ラウンドのスコアを比較して決定)

 

 

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