通算14アンダー 270
比嘉一貴(フリー)が初優勝
アマは古川雄大(大博多)が初のベストアマ獲得
2018九州オープン選手権競技は8月2日から4日間、鹿児島県姶良市の鹿児島高牧カントリークラブ(6892㍎、パー71)で行われ、通算14アンダー、270の好スコアで23歳、比嘉一貴(フリー)が初優勝し、優勝賞金300万円と、特別協賛「えんホールディングス」の副賞200万円の計500万円を獲得した。比嘉は今年の第83回日本オープン選手権(10月11日から、神奈川県・横浜CC)の出場権も獲得。
1打差の2位は黒木紀至(UМKテレビ宮崎、24歳)で、さらに3打差の通算10アンダーで前年優勝の北村晃一(ミッションバレー、33歳)だった。
プロルーキーの比嘉は早くも2勝目
比嘉は沖縄出身。本部高から東北福祉大に進み、日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームメンバーとして活躍。4年生の昨年11月にプロ入りしたばかりで、ルーキーイヤーでの九州制覇となった。また、6月の男子下部ツアー、南秋田CCみちのくチャレンジ2018でも優勝しており、早くも国内2勝目。
アマチュアは、通算5アンダー、279で総合でも10位タイの東海大九州3年、21歳の古川雄大(大博多)が初めてのベストアマを獲得した。古川は今年の九州アマチュア選手権も2度目の優勝を果たしており、連盟競技〝2冠〟。セカンドアマは通算イーブンパー、284で19位タイの宮崎・日章学園高2年、山口泰知(オーシャンパレス、16歳)、サードアマは4オーバーで31位タイの沖縄・宮古総合実高3年、多良間伸平(ベルビーチ、18歳)だった。
なお、この試合の第1ラウンドで坂田雅樹(㈲SAKATA)が12番(152㍎、パー3)でホールインワンを達成、開催コースから特別賞が贈られた。