4オーバーの76
80歳の久富和行(グリーンランドリゾート)
エージシュートを達成して初優勝
第5回スーパーシニアカップは3月27日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(5700㍎、パー72)で行われ、4オーバーの76で回った初出場の久富和行(グリーンランドリゾート)が初優勝した。久富は80歳。エージシュートを達成しての栄冠だった。
80歳以上(今年12月31日現在)のシニアを対象にした大会で、90人(欠場9人)が出場。高齢化社会を象徴するように今年は昨年とほぼ同数の99人(昨年は100人)がエントリーした。
この日の天候は晴れ、微風の好コンディションの中で争われた。昨年からの連続出場は69人で、ルーキーは13人。ヤーデージ(距離)は昨年の5720㍎から20㍎短くなったものの、エージシュート達成者は14人から若干減って11人だった。
70台で回ったのは5選手。その中でインからスタートした久富は前半を1バーディー、2ボギーの37で折り返すと、後半もノーバーディー、3ボギーとしのいでフィニッシュした。トップから1打差の2位には野口昌邦(若木、79歳)が続き、3位は安藤喜三郎(大分中央、85歳)、4位は河上大吉(麻生飯塚、80歳)、5位は尾藤牧衛(島原、79歳)だった。3~5位は78の同スコアだったが、大会規定により年長者上位となった。ディフェンディング・チャンピオンの藤本隆(天山、82歳)は85で21位。参加最高齢、現在1472回のエージシュート達成記録を持つ95歳の植杉乾蔵(球磨)は111で89位だった。
【晴れのエージシューター】
順位 選 手 名 年齢 スコア
優勝 久富 和行 80 76
2位 野口 昌邦 79 77
3位 安藤喜三郎 85 78
4位 河上 大吉 80 78
5位 尾藤 牧衛 79 78
6位 河野 信正 84 80
7位 手嶋 啓 81 80
8位 梶原 啓三 81 80
10位 江頭 幸雄 84 82
15位 堀尾 愼彌 86 84
32位 中村 恵昭 88 88
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