晴れの優勝者
女子 ネット66(ハンディ14、グロス80)
田上 文子(55歳、阿蘇大津)
男子 ネット66(ハンディ10、グロス76)
浦﨑 克己(58歳、不知火)
【写真はいずれもゴルフタイムス提供】
「第19回ハンディキャップ(HDCP)競技九州大会」(兼JGA杯Jーsysゴルフ選手権予選)は10月28日、熊本県菊池郡大津町の阿蘇大津ゴルフクラブ(女子5666ヤード、男子6340ヤード、いずれもパー72)で行われ、女子は田上文子(阿蘇大津)がネット66(H14、G80)、男子は浦﨑克己(不知火)がネット66(H10、G76)でそれぞれ優勝した。今回は女子31人(欠場1人)、男子86人(欠場4人)が出場した。
【女子】
優勝した田上はインからスタートし、出だしの10番ミドルでいきなりダブルボギーをたたき苦しい展開となった。だが、12番ミドルでバーディーを奪って一息つき、13番以降3ボギーにまとめて前半を40で終えた。後半のアウトもノーバーディーながら4ボギーに抑えて40でホールアウトし、H14を生かして6アンダーのN66。2位となった園田道代(武雄嬉野)は1バーディー、7ボギーの78。アウト、インとも30台となる39をマークし、ベスグロの成績ながらH9で首位に3打差のN69だった。N70の3位には森川麗子(くまもと中央、H23、G93)が入った。
【男子】
頂点に立った浦﨑は前半のインを2バーディー、5ボギーの39で折り返し、後半のアウトを2バーディー、3ボギーの37の76でラウンド。ボギーが8個とパーの数より多かったが、ダブルボギー以上のミスはなく、N66(H10)でホールアウトした。首位から1打差、5アンダーN67で2位となった松永章(グランドチャンピオン)は76とグロスでは浦﨑と同スコアだが、H9で1打及ばなかった。松永にとって最終18番ロングでのダブルボギーが痛かった。同じくN67の2位タイに鶴田新吾(野母崎、H18、G85)が並んだ。
男女それぞれ8人が全国大会に出場
今大会は九州ゴルフ連盟の新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインに沿って行われた。なお、男女とも11月25日、小野GC(兵庫)で開催される全国大会のJGA杯J-sys選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技)には男女ともそれぞれ8人が九州代表として出場する。なお、女子はネット1オーバー73、6位タイに5人、男子は同1アンダー71、8位タイに3人が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式で女子は馬場真菜美(八女上陽)、川﨑由美子(くまもと城南)、利光ちはる(大分中央)、男子は安達順一(白木)が代表権を得た。