競技トピックス | 九州ゴルフ連盟(GUK) - Part 13

競技トピックス

日本女子アマチュアゴルフ選手権競技第3ラウンド 九州勢の情勢

2021年度(第62回)日本女子アマチュアゴルフ選手権は17日、鳥取県西伯郡の大山ゴルフクラブで第3ラウンドを行った。

早朝から時折小雨が降るコンディションとなったが徐々に天候も回復する中でスタートしたムービングデーだったが、上位陣のスコアは伸び悩む。

通算9アンダーパーの単独首位でティーオフした手塚彩馨(TEAM KGAジュニア)は、ボギーが先行して前半で3つスコアを落としてしまう。しかし、後半2連続を含む4バーディを奪取する見事なプレーでこの日5バーディ・4ボギーと出入りの激しいゴルフながらも1つスコアを伸ばし、通算10アンダーパーで単独首位を堅守。初優勝に王手をかけた。

 

 

 

九州勢の情勢

 

外園華蓮(日章学園高) 220ストローク(73・73・74) 51位タイ

第3ラウンド:2バーディ・4ボギー 2オーバーパー74

第2ラウンドまでは、帯同キャディを務める父と残り距離やクラブ選択の相談をし、時にはショットが乱れると「スウィングのリズムが早くなっているよ」と二人三脚で日本女子アマチュアゴルフ選手権の大舞台に挑んでいた外園華蓮だったが、「今日と明日、自分ひとりで考えて、プレーしなさい」という父からの言葉を受け、第3ラウンドでは、父から一切の助言を受けることなくプレーした。

子供のさらなる成長を促すために、あえて子供を突き放した。外園は、戸惑いながらも必死にヤーデージメモに目を落とし、ミスショットが出れば、その原因を探りながらプレーを続けた。その結果は、74というスコア。「今日はショットが左、アプローチはオーバーしてしまい…」と戸惑いを隠せないようだった。

しかし、「明日は、しっかりパーオンを増やしたい。もし、ピンチが来ても、しっかり我慢したい。一つでもスコアを縮められるように」と父の真意はわかっている。父の愛のムチに応えるためにも、明日、最後まで諦めないプレーを続ける決意を語った。

 

 

 

 

 

櫻井心那(オーシャンパレスGC) 215ストローク(72・72・71) 23位タイ

第3ラウンド:3バーディ・2ボギー 1アンダーパー71

通算イーブンパーで10番ホールのトップとなる第12組で第3ラウンドをプレーした櫻井心那は、15番までパーを積み重ねる我慢のゴルフ。

それが報われたのか、16番(パー3)で5メートルを決めて、この日初バーディを奪ってみせた。しかし、直後の17番でティーショットを左にミスしてボギーと、なかなか波に乗れないまま、「苦手なイメージばかり」という鬼門の1番からの5ホールを迎える。

その1番ホール。櫻井はティーショットをフェアウェイに運ぶと、85ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで抑えめに打ち、2メートルにつけてバーディ。直後の2番はボギーとしたが、5ホールをパープレーで凌いで見せた。「1番からの5ホールは、めちゃくちゃ集中しました」と苦手なホールを乗り越えて、迎えた6番(パー5)で130ヤードの3打目を9番アイアンでピンを刺し、1メートルのバーディを決めて、3日間で初めてのアンダーパーをマークした。しかし、「今日もバーディチャンスは4回ぐらいありましたが、パッティングを外しまくってしまいました」と不満顔。「3日間ともパッティングが打ち切れていなくて、ショートすることが多いので、明日の最終ラウンドは、ホールカップの土手にぶつけるぐらいの強さのイメージを持って。バーディをたくさん獲りたい」と、23位タイからの浮上を誓った。

 

 

 

 

 

竹田麗央(グリーンランドリゾートGC) 212ストローク(69・74・69) 9位タイ

第3ラウンド:3バーディ 3アンダーパー69

上位浮上に向けてカギとなる第3ラウンドで竹田麗央は、3バーディ・ノーボギーの3アンダーパーの69をマークし、通算4アンダーパーとした。「5メートル以内にほとんどついた」とショットは好調だったが、パットで苦しんだ。「全体的に読み過ぎていたので、後半は浅めに」読んで2バーディを奪った。

この日、早いスタートだった竹田がホールアウトした時点では、まだ後続の選手のスコア状況がわからなかったが、結果的には首位の手塚彩馨とは6打差となった。「最低でも68を出したい。まだ1日も出していないので、明日」と最後の第4ラウンドに賭ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

荒木優奈(グリーンランドリゾートGC) 214ストローク(72・71・71) 19位タイ

第3ラウンド:2バーディ・1ボギー 1アンダーパー71

「ショットは結構修正できたんですけど、パットが…。ショットはアドレスを直して方向性はよかった。何回かチャンスはあったけど、入らなかった。パットのラインが読めなかったり、タッチが強かったりして…。今日は(16歳の)誕生日ですけど、何も予定はないです。いつもどおり」

 

 

 

日本女子アマチュアゴルフ選手権競技第2ラウンド 九州勢の情勢

2021年度(第62回)日本女子アマチュアゴルフ選手権は16日、鳥取県西伯郡の大山ゴルフクラブで、昨日サスペンデッドとなった第1ラウンドに続き、第2ラウンドを行った。

 

九州勢の情勢

 

櫻井心那(オーシャンパレスGC) 144ストローク(72・72) 32位タイ

第2ラウンド:4バーディ・4ボギー イーブンパー72

第1ラウンドをパープレーでホールアウトした櫻井心那。10番ホールからティーオフした第2ラウンドは、16番(パー3)で9番アイアンのティーショットがピンを刺し1メートルにつけてバーディ。18番(パー5)も30ヤードのアプローチを2メートルに寄せてスコアを伸ばし、前半を2アンダーパーで終える。後半も2番までパーセーブするが、第1ラウンドでボギーを叩き、「苦手なイメージがあって…意識してしまう」という3番(パー5)で、自ら良い流れを切ってしまう。このホールでボギーを叩いた櫻井は、「ショットが木の後ろについてしまうアンラッキーもありましたけど…」と5番からよもやの3連続ボギーで失速してしまう。「気持ちを切り替えようと思いながらプレーしていましたが…ギリギリの感じでホールを消化していった感じです」と、この3ホールの苦しさを振り返る。しかし、8番で5メートルのパットを「気合いで」ねじ込みバーディを奪うと、最終9番

(パー3)で連続バーディフィニッシュ。「前半で2バーディを獲れたので、後半スコアを落としたくないと思っていましたが…3連続ボギーは自分の未熟な部分が出てしまったと思う」と、スコアを伸ばしきれなかった第2ラウンドを振り返った。明日の第3ラウンドはムービングデー。「出だしの5ホールが鍵を握りますね。ここをうまく乗り越えることが出来たら、その後はバーディを狙えるホールも多いので、60台も出せると思う」と明日ビッグスコアを叩き出して、上位に食い込む意気込みをみせた。

 

外園華蓮(日章学園高) 146ストローク(73・73) 49位タイ

第2ラウンド:2バーディ・3ボギー 1オーバーパー73

2019年日本ジュニアゴルフ選手権女子12~14歳の部をプレーオフの末に制し、初優勝を果たした外園華蓮。昨年の日本女子アマチュアゴルフ選手権が新型コロナウィルス感染症拡大防止により中止となったため、日本女子アマは本年が初出場となった。1オーバーパーでまとめた第1ラウンドを終えて臨んだ第2ラウンド。3番(パー5)でバーディを奪ったものの、「ショットの調子が悪くて、1メートルぐらいのパーパットをしぶとく決めた」と我慢のゴルフが続く。後半、11番(パー3)で2つ目のバーディを奪ったが、ショットが左に出るミスは収まらず、12番でボギー。14番(パー5)では3パットのミスでスコアを落としてしまい、2日連続の73で通算2オーバーパーで2日間の競技を終えた。ショットの調子は戻らなかったが、「自分はミスをしたりすると焦ってしまい、リズムが早くなってしまう傾向がありますが、そんな時にキャディーを務めてくれている父が声をかけてくれて。少しでもリラックスして、リズムを戻してくれるように導いてくれています」と、父の助けが、崩れかける気持ちと集中力をつなぎとめてくれたという。「もう自分より下の世代が活躍してきていて。自分も負けられないって」と、高校生の外園が話す通り、プロフェッショナルの世界だけでなく、ジュニアの世代の中でも想像を超えた争いがある。外園は、下の世代の目標として、大きな壁にならなければならない。「日本女子アマでの最低限の目標は第3ラウンドに進出することです」その目標はクリアした外園は、明日のムービングデーで優勝争いに加わるだけのスコアを出すことが出来るか。

 

竹田麗央(グリーンランドリゾートGC) 143ストローク(69・74) 24位タイ

第2ラウンド:1バーディ・3ボギー 2オーバーパー74

10番ホールからスタートの竹田麗央は「前半はずっとパーで、チャンスについてもパットが入らなかった。18番ホールでやっと入ってバーディで勢いづくかなと思ったけど…」と苦しい展開を強いられた前半を振り返る。「後半はショットが曲がって、今日はアイアンショットがチャンスにつかなくてバーディを獲れなかった」と、ショットの不調に悩まされた。それでも第3ラウンド進出を決めて、「残り2日間は60台を出せるように調整していきたい」と、上位進出に向けて気持ちを切り替えた。

 

荒木優奈(グリーンランドリゾートGC) 143ストローク(72・71) 24位タイ

第2ラウンド:2バーディ・1ボギー 1アンダーパー71

「ショットが昨日は右にいって、今日は左に行くようになってバーディチャンスにつかなくて」とショットのミスが日替わりになる調子に苦しんだ荒木優奈。「第2ラウンドは、69を出したかった。前半は全部パーで耐えることが出来て、よかった。グリーンを外したり、林に打ちかけたりしてもパーを獲れたので」と、我慢のゴルフで凌ぎきった前半を振り返る。「後半はショットを調整して、耐えられて2バーディを獲れたのはよかった」と目標スコアには届かなかったが、アンダーパーをマークできてホッとした様子。「明日は、ショットを修正してビッグスコアを出したい。もうちょっといいスコアを出したかったけれど、あと2日あるのでちょっとでも差を詰めていきたい」と上だけを見て、明日のムービングデーに臨む。

 

日本女子アマチュアゴルフ選手権競技第1ラウンド 九州勢の情勢

2021年度(第62回)日本女子アマチュアゴルフ選手権第1ラウンドは、15時46分に雷雲接近のため競技中断となると、その後も天候の回復が見込まれず、16時25分にサスペンデッドが決定。88名が第1ラウンドのプレーを終了したが、48名が明日16日に第1ラウンドの残りをプレーすることとなった。

 

九州勢の情勢

 

荒木優奈(グリーンランドリゾート)2バーディ・2ボギー 72

10番ホールからティーオフした荒木優奈(グリーンランドリゾート)は、12番でラフからの140ヤードのセカンドショットを8番アイアンで2メートルにつけてバーディ。しかし、17番では7メートルのバーディチャンスから3パットのミスでボギーを叩き、前半はパープレー。後半に入ると、4番(パー3)で再び3パットでボギーとしたものの、5番で115ヤードの2打目をピッチングウェッジで2メートルにつけてバウンスバックし、この日は2バーディ・2ボギーのパープレーにまとめた。「良いショットと悪いショットの差が大きかったのが不満です。でも、アプローチとパットでしのげたのが、良かったですね」と、ほっとした表情を見せる。九州女子選手権で2位となり、2019年大会以来の本選手権出場に、「九州女子選手権の最終ラウンドよりは、調子が悪かった」と苦笑いを見せるが、「トップオブスウィングの時、ダウンスウィングの時に少し体が開いているみたいで」と改善点は見つけている。「これから練習場で調整すれば、明日アンダーパーも出せると思う」と、上位に食い込む自信をみせた。九州ゴルフ連盟強化指定選手の荒木は、「強化合宿で、トレーニングの大切さやコースマネジメントの考え方などを教えていただいています。その結果も、感じています」と、10ヤードほど伸びたという飛距離で、ゴルフが楽になったと笑顔を見せる。もとから持っているスコアをまとめてくる能力に、パワーとコースマネジメントが加わった荒木。本選手権の台風の目となるか。明日からのプレーに注目だ。

 

 

竹田麗央(グリーンランドリゾートGC) 1イーグル・3バーディ・2ボギー 69

4月のJLPGAツアー「KKT杯バンテリンレディス」でプロと互角に優勝を争い、4位タイと実力をみせた竹田麗央(グリーンランドリゾート)は、1イーグル・3バーディ・2ボギーの3アンダーパーの69でホールアウトした。パー5の3番ホール、残り40ヤードの第3打を58度のウェッジで打ったところ、カップインするイーグルを奪い、好スタートを切った。7、8番といずれも3パットでボギーとするものの、後半は3バーディを奪った。「ティーショットがよくなくて、フェアウェイキープができていない」ことで、スコアメイクに苦しんだが、途中で「手を使って」振っていることに気がつき、体全体を使って振るイメージに修正したことで、狙ったところに打てるようになり、スコアを伸ばせることができた。2つのボギーもパットの「リズムが早くなっていた」ことにより、距離感が合っていなかったことに気づいて修正した。このラウンドの途中でも修復することができる力が素晴らしい。目標はもちろん「優勝」で、高校生活最後の年に、母や叔母も果たすことができなかった「日本女子アマチュアゴルフ選手権」のトロフィーを掲げることができるか、注目だ。

 

第28回九州ミッドシニア選手権競技

 

晴れの優勝者

通算3オーバー、147

プレーオフの末、山浦正継(志摩シーサイド)が初優勝

 

65歳以上で争われる「第28回九州ミッドシニア選手権競技」最終日は6月10日、宮崎市のUMKカントリークラブ(6377ヤード、パー72)に68人(棄権2人)が出場して行われた。69歳の山浦正継(志摩シーサイド)と昨年の優勝者・66歳の前田弘(チェリー宇土)が通算3オーバー、147で並んだプレーオフの末、山浦が2ホール目で前田を下して初優勝を飾った。初日76、首位から6打差の23位タイでスタートした山浦は、風が強く、ピンポジションが難しい中、最終日ベストスコアの71をマークしてプレーオフに持ち込んだ。18番ロング(505ヤード)と10番ロング(485ヤード)を繰り返すプレーオフで、1ホール目はお互いバーディーを奪い、2ホール目でパーの前田に対し山浦がバーディーを沈めて決着をつけた。通算4オーバー、148の3位には熊川正文(祁答院)が入った。

 

 

初日は2アンダー、70で上田が首位に

132人(欠場9人)が出場した9日の初日は、70歳の上田芳央(鹿児島国際)が2バーディー、ノーボギーの70で首位に立った。2位には1打差の71で田中清文(出水)が続き、パープレーの72に前田と板井良春(大分冨士見)の2人がつけた。また、平川末雄(レインボースポーツランド)が7番ショート(138ヤード)でホールインワンを達成した。

 

 

日本ミッドシニアには22選手が九州代表に

今大会は九州ゴルフ連盟(GUK)の新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインに沿って行われた。上位22選手(シード選手1人を含む)は11月4、5日、JFE瀬戸内海GC(岡山)である日本ミッドシニア選手権に九州代表として出場する。なお、通算9オーバー、153の21位タイに3人が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式で木下政信(チサン森山)と江村博次(熊本空港)が出場権を得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

競技報告の詳細はこちら

 

第39回九州学生ゴルフ選手権競技・第19回九州女子学生ゴルフ選手権競技

晴れの優勝者

【男子】

通算1アンダー、143

東海大九州4年・奥村栄史郎が初優勝

【女子】

1オーバー、73

日本経済大1年・満潮一未が初V

「第39回九州学生ゴルフ選手権競技」と「第19回九州女子学生ゴルフ選手権競技」は6月3日、あいにくの雨の中、福岡県築上郡築上町の周防灘カントリークラブ(男子6953ヤード、女子6051ヤード、ともにパー72)で行われた。48人(欠場1人)が出場し、36ホールストロークプレーで争われた男子は、東海大九州4年・奥村栄史郎が、70・73の唯一アンダーパーの通算1アンダー、143で初優勝を飾った。トップから3打差、146の2位には同大3年・井戸川純平、3位には147で同大2年・平井伸乃輔が続き、東海大九州が上位を独占した。

20人(欠場2人)が出場し、18ホールストロークプレーで競われた女子は、日本経済大1年・満潮一未(みつしお・ひとみ)が3バーディー、4ボギーの73で初優勝した。首位から1打差の2位には74の長崎国際大2年・河野あずみ、3位タイには78の東海大九州3年・杉山桃香と同大1年・外園莉々華が入った。

今大会は九州ゴルフ連盟の新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインに沿って行われた。なお、今大会からは男女とも優勝者のみが、日本学生ゴルフ選手権(8月24日から4日間、愛知CC)と日本女子学生ゴルフ選手権(8月25日から3日間、同CC)の出場権を獲得した。男子の優勝者・奥村は九州オープン選手権(6月17日から4日間、佐賀クラシックGC)の出場権も得た。

競技報告の詳細はこちら

第51回九州アマチュア選手権競技

 

晴れの優勝者

通算2オーバー、290

大阪学院大1年の後藤大翔(阿蘇大津)がプレーオフを制して初優勝

 

「第51回九州アマチュア選手権競技」最終日は5月28日、北九州市若松区の若松ゴルフ倶楽部(6827ヤード、パー72)に60選手が出場して行われ、熊本県出身の大阪学院大1年・後藤大翔(阿蘇大津)が通算2オーバー、290で並んだ福岡・沖学園高3年の田﨑春樹(大村湾)とのプレーオフを制し、初優勝を飾った。後藤はこの日のベストスコアとともに、当コースのアマチュアのコースレコードとなる68をマークして12位タイから急浮上。プレーオフでは4ホール目で田﨑を振り切った。3日目まで首位の東北福祉大4年・芹澤慈眼(久住高原)は左手首痛のため7番ホール途中で棄権した。

 

初日は後藤大翔が70で首位に立つ

25日の初日は132人(欠場4人)が出場して始まり、後藤大翔が6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70でトップに立った。1打差71の2位タイには芹澤、59歳のベテラン・大倉清(浮羽)、秋山隆之介(夜須高原)、後藤大生(大分)、安河内蓮(筑紫ケ丘)の5人がつけた。2019、20年の覇者・出利葉太一郎(筑紫ケ丘)は出場していない。

 

 

第2日はベストスコアの芹澤が首位を奪う

26日の第2日は初日2位タイの芹澤が抜け出した。インスタートの芹澤は10、11、17、18番と4バーディー、ノーボギーの32、後半のアウトは37とスコアを1つ落としながらもベストスコアの69をマークして通算4アンダー、140で首位を奪った。4打差、通算144の2位タイには大倉、山田、大村浩輔(八代)、米誠ノ心(南九州)の4人が続いた。第2ラウンドが終了し、通算12オーバー、156、57位タイまでの60選手が決勝ラウンドに進んだ。

 

前日首位の芹澤が通算4アンダーでトップをキープ

27日の第3日は前日首位の芹澤が1イーグル、2バーディー、4ボギーの72、通算4アンダー、212でトップをキープした。芹澤から4打差の2位に通算イーブンパー、216で山田玄彩(喜々津)が続き、さらに1打差の3位タイに通算217で田﨑と古川創大(フェニックス)がつけた。この日は心配された雨もスタート前には上がり、アウト、インとも予定通り午前8時に第1組がティーオフした。

 

 

13選手が九州代表として日本アマに出場

今大会は九州ゴルフ連盟(GUK)の新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインに沿って行われた。上位13選手は6月29日から4日間、大利根CC西コース(茨城)で開催される日本アマチュアゴルフ選手権に九州代表として出場する。通算10オーバー、298で12位タイに3選手が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式により井戸川純平(宮崎大淀)と林田直也(若宮)の2人が食い込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

競技報告の詳細はこちら

 

第51回九州女子選手権競技

 

晴れの優勝者

1アンダー、215

長崎日大高3年の櫻井心那(オーシャンパレス)が初優勝

 

 

 

「第51回九州女子選手権競技」は5月11日から3日間、佐賀県鳥栖市のブリヂストンカンツリー倶楽部(6346ヤード、パー72)で行われ、長崎日大高3年の櫻井心那(ここな、17歳)=オーシャンパレス=が通算1アンダー、215で初優勝を飾った。首位から4打差の2位でスタートした櫻井は、第3ラウンドを3バーディー、2ボギーの71と手堅くまとめて逆転勝ち。通算1オーバー、217の2位にはベストスコア70をマークした宮崎・日章学園1年の荒木優奈(グリーンランドリゾート)が続き、2ラウンドまでトップの中道ゆい(チェリー宇土)は78と崩れ、通算2オーバー、218で3位となった。

最終日は2日目にホールアウトできなかった56人が午前6時50分からプレー。この結果、通算15オーバー、159までの60人が予選を通過した。決勝ラウンドは午前11時開始。1人棄権したため59人で争われた。

 

 

比嘉が初日をリード

今年も昨年に続き、初日と第2日の予選ラウンドは午前と午後の部に分かれてスタート。132選手(欠場8人)が出場した初日は、比嘉里緒菜(PGM沖縄)が5バーディー、3ボギーの70でトップに立ち、さらに1打差の2位に益永彩未(白木)がつけた。アンダーパーはこの2人だけでパープレー9人が続いた。

 

 

第2日は悪コンディションのため日没サスペンデッド

第2日は朝からあいにくの雨で、競技は予定より3時間15分遅れで開始。午後の部の最終組がスタートしたのは4時15分だった。結局、日没サスペンデッドとなり、68人はホールアウトしたが、56人が第2ラウンド途中での中断となった。そんな中、中道ゆいがベストスコアの68をマークして通算4アンダー、140で暫定首位に立った。岩切美空(宮崎国際)が通算1オーバー、145で暫定2位。

 

 

18選手が6月の日本女子アマに出場

今大会は九州ゴルフ連盟(GUK)の新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインに沿って行われた。シードの外園華蓮(グリーンランドリゾート)と上位17選手は6月15日から4日間、大山ゴルフクラブ(鳥取)で開かれる日本女子アマチュア選手権競技に九州代表として出場する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

競技報告の詳細はこちら

 

2021年度九州ゴルフ連盟主催競技 新型コロナウイルス対策について

2021年度の本連盟主催競技は下記の「2021年度新型コロナウイルス感染症予防対策」に則って実施いたします。

2021年度新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドライン

 

また、参加選手は大会初日の受付時に必要事項記入済みの「2021年度九州ゴルフ連盟主催競技新型コロナウイルス対策チェックシート」をご提出いただきますようお願いします。

2021年度九州ゴルフ連盟主催競技新型コロナウイルス対策チェックシート

 

本年も新型コロナウイルス感染対策を徹底し、安全な競技運営に努めて参ります。

各加盟倶楽部、参加選手の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

2021年度 競技規定変更について(4/20追記)

下記の2021年度本連盟主催競技につきまして競技規定を一部修正致しました。

参加選手、ご関係者様は以下より変更点のご確認をよろしくお願い致します。

 

2021九州オープンゴルフ選手権競技(予選)

 

2021九州オープンゴルフ選手権競技(決勝)

 

Contents