競技トピックス | 九州ゴルフ連盟(GUK) - Part 15

競技トピックス

九州ゴルフ連盟創立50周年記念~2020九州オープンゴルフ選手権競技

 

通算13アンダー197

プレーオフの末、秋吉翔太(ホームテック)が初優勝

アマチュアは中村志凪(宮崎国際)が初のベストアマを獲得

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた「九州ゴルフ連盟創立50周年記念~2020九州オープンゴルフ選手権競技」最終日は9月11日、大分市の大分東急ゴルフクラブ(6818ヤード、パー70)に65選手(アマ10人、棄権1人)が出場して行われ、プレーオフの末、30歳の秋吉翔太(ホームテック)が池村寛世(ディライトワークス)を下して初優勝を飾った。ともに13アンダー197で並び、プレーオフ1ホール目の1番ミドル(494ヤード)でダブルボギーの池村に対し、秋吉はパーをセーブして決着をつけた。通算10アンダー200の3位タイにはベストスコア64をマークした日高将史(フリー)と2日目までトップタイの中道洋平(福岡雷山)が続き、さらに1打差の5位タイに黒木紀至、福永安伸(ともにUMKテレビ宮崎)、稲森佑貴(フリー)の3人が入った。

プロゴルフ選手会会長の時松隆光(筑紫ヶ丘)は通算5アンダー205で14位タイ、昨年の優勝者・手嶋多一(ミズノ)は通算4アンダー206で19位だった。

【写真は優勝の秋吉㊨】

 

 

アマは中村が出利葉を1打差上回る

アマチュアは2日目まで通算イーブンパー140で並んでいた中村志凪(宮崎国際)と九州アマ2連覇中の出利葉太一郎(筑紫ヶ丘)の争いとなったが、最終日は出利葉の69に対し、中村が68を出して、通算2アンダー208で初のベストアマを手にした。

 

 

初日はアマの熊本ら3選手が5アンダーで首位スタート

初日はアマの熊本侑三(佐賀)と中道、古波津柊(フリー)の3人が5アンダー65で首位に立ち、さらに1打差の4位タイに宮里優作(フリー)、時松ら5人が続いた。手嶋は2アンダー68で14位タイのスタートとなった。

 

 

 

2日目は池村寛と中道が10アンダーでトップタイに

2日目は初日首位タイの中道がこの日も好調。1イーグル、5バーディー、2ボギーと2日連続の65を出して、通算10アンダー、130で1位を守った。また、池村寛が6バーディー、ノーボギーのベストスコア64をマークして通算10アンダーで中道とともに首位並走。トップから2打差の8アンダー132に秋吉と和田章太郎(ディライトワークス)がつけた。

予選ラウンドが終了し、通算2オーバー142、53位タイまでの65選手が11日の決勝ラウンドに進んだ。

 

 

優勝の秋吉に協賛のえんホールディングスより500万円

今大会は九州ゴルフ連盟の新型コロナウイルス感染拡大防止のガイドラインに沿って開催された。今回は節目の九州ゴルフ連盟創立50周年記念ということもあって、優勝者には協賛のえんホールディングスから500万円が手渡された。秋吉は優勝賞金500万円と合わせ、1000万円を獲得した。

 

 

 

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第8回九州女子ミッドアマチュア選手権競技・第8回九州女子シニア選手権競技

 

 

 

晴れの優勝者

《九州女子ミッド》

3オーバー75

今田 夢美(筑紫ヶ丘) 2年ぶり2度目の優勝

《九州女子シニア》

4オーバー76

本田 千鶴(高遊原) 初優勝

 

 

 

 

 

【写真は㊧がミッド優勝の今田夢美、㊨がシニア優勝の本田千鶴】

 

 

 

台風の影響で風が強く、時折の雨の中、熱戦展開

両選手権は9月3日、福岡県嘉穂郡桂川町の麻生飯塚ゴルフ倶楽部(ミッド、シニアともに6003ヤード、パー72)で行われた。ミッドは36歳の今田夢美(ゆう、筑紫ヶ丘)が2位の島末晋子(大隅)に1打差をつけ、3オーバー75で2年ぶり2度目の優勝を飾った。シニアは57歳の本田千鶴(高遊原)が4オーバー76で2位の溝口三重子(肥後サンバレー)に2打差をつけ、初の栄冠を手にした。

選手権には25歳以上が対象のミッドに42人(欠場2人)、50歳以上のシニアに60人(欠場11人)が出場。この日は台風9号の影響もあって、風も強く、時折、雨が降るコンディションながらも出場選手全員がホールアウトした。

 

 

今田は我慢のゴルフで2年ぶり2度目の頂点

アウトからスタートした今田は前半9ホールをすべてパーの36。インは1バーディー、4ボギーと少し乱れながらも30台に収めた。ハーフをパープレー以内でラウンドした選手は今田以外におらず、この36が2年ぶりの頂点をもたらした。首位から1打差2位の島末はバーディーなしの4ボギーの76。今田との差は1個のバーディーだった。3位タイの渡辺恵理(チェリー宇土)、森彩(大村湾)、高橋圭子(若宮)の3人はトップから2打差の77。1位から3位タイまでの5人のインはいずれも3オーバー39。たまたまだろうが、この5人に限れば勝負はアウトで決まった。

昨年優勝の黒石沙也佳(若宮)は12オーバー84で18位だった。

 

 

本田が4度目の出場でシニアを制覇

インから滑り出した本田は前半をノーバーディー、4ボギーの40。アウトでは6番でダブルボギーをたたくものの、3つのバーディーを奪って36で回った。ミッドの今田同様、アウトの36はハーフのベストスコア。前半の不調を後半で盛り返したことになる。首位・本田から2打差2位の溝口も前半のインで41と苦しんだ。後半のアウトは1バーディー、2ボギーの37と踏ん張ったが、インの5オーバーが痛かった。7オーバー、79の3位高濱まゆみ(ブリヂストン)は4つのロングホールでの3ボギーがもったいなかった。

昨年優勝の荒田つゆ子(いぶすき)は出場していない。

 

 

日本女子ミッド、日本女子シニアとも中止

なお、両選手権とも九州ゴルフ連盟の新型コロナウイルス感染拡大防止のガイドラインに沿って行われた。日本女子ミッドアマチュア選手権、日本女子シニア選手権ともに新型コロナの影響でともに中止が決定している。

 

 

 

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第50回九州アマチュア選手権競技

晴れの優勝者

通算5アンダー 139

出利葉 太一郎(筑紫ヶ丘)2年連続2度目の優勝

37年ぶりの連覇

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されていた「第50回九州アマチュア選手権競技」は8月4、5の両日、熊本県菊陽町の熊本空港カントリークラブ(7050㍎、パー72)で開催された。本来は4日間競技だが、新型コロナの影響で2日間に短縮。4日に予選を行い、5日に決勝と、それぞれ1ラウンドずつの大会となった。そんな中で圧倒的な存在感を示したのがディフェンディング・チャンピオン、日大1年の出利葉(いでりは)太一郎(筑紫ヶ丘)だった。通算5アンダー、139で2位に2打差をつけて2年連続の優勝を果たした。連覇は1981年から3大会を制した尾家清孝(周防灘)以来、37年ぶり4人目の快挙となった。ちなみに、ほかの2人は72、73年の野見山博(古賀)と75、76年の今城瑛夫(若松)。

 

初日は48歳の江口が健闘

暑い真夏の太陽が照りつける中、九州ゴルフ連盟の新型コロナウイルスの感染防止のガイドラインに従って行われ、初日は143選手(欠場13人)が参加。前後半に分かれてスタートし、昨年優勝の出利葉が5バーディー、1ボギーのただ一人60台の68をマークした。2打差の2位タイには48歳の江口信二(大博多)と、東海大九州3年の篠原剛(湯布院)がつけた。高校生や大学生が上位を占める中でベテラン江口の2アンダー発進は見事。さらに1打差の4位タイには上浦雄大(チェリー鹿児島シーサイド)と秋山隆之介(夜須高原)が続いた。この結果、7オーバー79の77位タイまでの86選手が決勝ラウンドに進んだ。

最終日は2位に2打差をつけてスタートした出利葉がショットは乱れながらもアプローチとパットで3バーディー、2ボギーの71とスコアをまとめ通算5アンダーで逃げ切った。2位にはこの日のベストスコア69を出した鹿児島城西高3年の商崎(あきざき)涼平(南九州)が通算3アンダーで食い込み、通算2アンダーの3位には篠原が粘った。

 

上位30選手が九州オープンに出場

今年は新型コロナの影響で日本アマチュア選手権は中止。上位選手には全国での活躍が期待されたが、残念ながら見送りとなった。ただ、上位30選手は9月9日から3日間、大分市の大分東急ゴルフクラブで開かれる九州オープン出場の資格を得た。なお、通算7オーバー、151には8人が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式で空真一郎(門司)が出場権を獲得した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第50回九州女子選手権競技

 

 

晴れの優勝者

3アンダー141

田中 美紀(玄海)初優勝

 

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、延期していた九州ゴルフ連盟設立50周年の節目となる九州女子選手権競技は7月14、15の両日、福岡県糸島市の志摩シーサイドカンツリークラブ(6408㍎、パー72)で行われ、福岡・沖学園高出身でプロ志望の21歳の研修生・田中美紀(玄海)が初優勝を飾った。

 

大会は本来、5月に3日間競技として開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で2カ月遅れの2日間で争われた。田中は初日、2アンダー70をマークしてトップタイと好調な滑り出し。最終日は17番まで首位のNHK学園高2年・山田萌結(ペニンシュラ)に1打リードされていたが、最終18番で山田のボギーに対し、バーディーを奪って逆転勝ちした。トップから1打差、通算2アンダーの2位には山田のほかに昨夏の九州ジュニア女子15~17歳の部優勝の熊本国府高2年・竹田麗央(グリーンランドリゾート)、福岡・香春中3年の前田愛結(鷹羽ロイヤル)が続き、5位には通算1アンダーの皆吉愛寿香(鹿児島高牧)が入った。昨年優勝の水木春花(大分)は通算5オーバーで14位に終わった。

 

今大会には156人(欠場24人)が出場。梅雨の合間を縫っての戦いとなり、降雨中断が心配されたものの、初日の朝方に少し見舞われた程度でプレーには差し支えなかった。風の強かった初日は田中、前田、山田の3人が2アンダー70で首位並走。1打差の4位に谷口美月(鷹羽ロイヤル)、松熊理子(麻生飯塚)、竹田の3選手が続いた。6選手がアンダーパーというレベルの高い第1日となった。最終日も7人がアンダーパーをマークした。

 

なお、今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、すでに中止が決定している。

 

九州ゴルフ連盟では3密(密閉、密集、密接)を避け、飛沫感染や接触感染からプレーヤー及び関係者を守るために新型コロナウイルス感染症対策として①行動基準に関するガイドライン②プレーに関するガイドラインを作成した。さらに、競技参加に際してのチェックシートも作成。例えば、体調に不安はあるか、家族や身近な知人に感染が疑われる人はいないか、など選手に数項目をチェックしてもらった。また、メディアに対しても取材にあたってのガイドラインを作った。検温、マスクの着用、選手への声掛けインタビューの禁止、練習グリーン、打球練習場への立ち入り禁止などを要望した。

 

 

 

 

 

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連盟主催競技における新型コロナウィルス感染症対策について

今年度開催予定の連盟主催競技について、新型コロナウィルス感染拡大のリスク軽減のための「新型コロナウィルス感染症対策」を作成しました。

 

参加選手におかれましては下記掲載の「連盟主催競技における新型コロナウィルス感染症対策について」の内容をご確認くださいますようお願い致します。

また競技当日は必要事項を記入した「九州ゴルフ連盟主催競技参加に際してのチェックシート」を受付にてご提出ください。

 

●連盟主催競技における新型コロナウィルス感染症対策について

 

●九州ゴルフ連盟主催競技参加に際してのチェックシート

 

 

できる限りの対策を実施した上で安全な競技運営に努めて参りますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。

6月実施予定競技 開催延期のお知らせ

全国的な新型コロナウィルス感染拡大状況に鑑み、既に延期実施が決定していた分を含めた6月実施予定分につきましてすべて延期が決定いたしました。

これに伴い、現時点で確定の各競技の実施予定日及び申込締切日につきまして下記の通りといたしますので、内容のご確認をお願い申し上げます。

 

 

  • 九州グランドシニア選手権競技予選(6/2他予定分) 実施予定日:8月下旬及び9月上旬へ変更。

申込締切日:5/31へ変更。

 

  • 九州スーパーシニアカップ(6/12予定分) 実施予定日:11月上旬へ変更。

申込締切日:5/31へ変更。

 

  • 九州ミッドシニア選手権競技予選(6/11~6/25予定分) 実施予定日:7月下旬へ変更。

申込締切日:5/31へ変更。 

 

  • 九州オープン選手権競技予選(6/24~29予定分) 実施予定日:7月下旬へ変更。

申込締切日:5/31へ変更。

主催競技中止のお知らせ(インタークラブ)

新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、下記の九州ゴルフ連盟主催競技は中止とすることに決定致しました。

緊急事態宣言の状況下において、選手・クラブ関係者様の安全面を考慮し中止の判断をさせていただきます。

ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

【中止とする競技】

 

・第31回インタークラブ各県地区競技大会

・第50回九州インタークラブ競技大会(決勝)

主催競技中止のお知らせ(小学生、ジュニア、学生)

新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、下記の九州ゴルフ連盟主催競技は全て中止とすることに決定致しました。

全国に緊急事態宣言が発出された状況下において、選手・保護者・コース関係者様の安全面を考慮し中止の判断をさせていただきます。

ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

【中止とする競技】

 

・第39回九州学生ゴルフ選手権競技

 

・第19回九州女子学生ゴルフ選手権競技

 

・第14回九州小学生ゴルフ大会

・同 地区大会

 

・第40回九州ジュニアゴルフ選手権競技

・同 各県地区選考会

九州ジュニア選手権 各県地区選考会、九州小学生ゴルフ 地区大会  開催延期について

題記の競技につきまして、新型コロナウイルス感染拡大状況に鑑み開催を延期することと決定いたしました。

 

当初予定の5月上旬から、6月中旬頃に延期いたします。

 

 

開催日は各県地区によって異なります。

決定次第弊連盟ホームページにて公開致します。

ジュニア競技開催日程一覧

 

開催延期に伴い申込締切日を5/31(日)まで延長いたします。

既にお申し込みを頂いている選手については、追加の手続きは必要ありません。

 

また、7月下旬の決勝競技については予定通り実施予定です。

 

 

以上、よろしくお願いいたします。

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