競技トピックス | 九州ゴルフ連盟(GUK) - Part 23

競技トピックス

平成28年度九州シニア・ミッドシニア・グランドシニア選手権 熊本県予選日程変更について

5月25日にあつまるレークカントリークラブで予定していた、平成28年度九州シニア・ミッドシニア・グランドシニア選手権熊本県地区予選は、震災の影響により、7月7日(木)に延期致します。なお会場についての変更はありません。

「熊本地震」発生に伴う「第46回九州女子選手権」開催期日・会場の変更について

 

九州ゴルフ連盟では20日に開いた理事長および競技委員長との緊急会議で、5月10日から、熊本県菊池市の「くまもと中央カントリークラブ」で実施を予定していた「第46回九州女子選手権競技」の日程を次の通り、変更することを決めた。

今回の熊本、大分両県下を襲い、大きな被害をもたらしている大地震(熊本地震)に伴う措置。

 

◇開催日時: 5月30日(月)・31日(火)・6月1日(水)
◇開催会場: 夜須高原カントリークラブ
〒838-0206 福岡県朝倉郡筑前町曾根田141-26
TEL 0946-42-2211  FAX 0946-42-0044

 

◇参加の取り消し(欠場)について
大会参加申込みは既に締め切っているが、今回の日程の変更に伴い、改めて「欠場」については、所属クラブを通じて5月6日まで届け出を受け付ける。
5月6日までの欠場届け出については、参加料を加盟倶楽部を通じて返金する。

 

◇組み合わせ
改めて変更の上、5月12日に発表。

 

なお、今後の連盟主催競技については、予定通りに実施する。

 

 

 

 

 

 

3大ナショナルオープンを九州(福岡)で開催  JGAが発表

  

  2017日本シニアオープン(ザ・クラシックGC)

 

     2019日本オープン(古賀GC)

 

  2020日本女子オープン(ザ・クラシックGC)

 

 

   日本ゴルフ協会(JGA)は11日、福岡市の九州ゴルフ連盟(GUK)で、2020年までに九州・福岡で開かれる3大ナショナルオープンについて記者発表を行った。

 既に発表ずみだった2019年第84回日本オープン(古賀ゴルフ・クラブ)のほか、2017年第27回日本シニアオーブンと2020年第53回日本女子オープンをいずれもザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)で開催することになった。

   10日のJGA理事会で決定したもので、山中博史JGA専務理事、山下新太郎GUK理事長らが出席して発表。山中専務は「ナショナルオープンを開催することでゴルフの普及に弾みをつけたい」と述べた。

 古賀GCは1953年9ホールで開場したあと1957年に名匠で知られる上田治氏の設計で18ホールになった。日本オープンは1997年、2008年に続く3度目の開催。過去2度の開催では、豊かな松林に囲まれたホールは難しいコースセッティングで選手をてこずらせており、トッププロたちがどんな戦略でコースを攻略するかが見ものだ。

 

日本女子オープンは32年ぶりの九州開催

 日本シニアオープンは2013年の麻生飯塚GC以来、九州では4度目の開催で、日本女子オープンは1988年(昭和63年)の太宰府GCでの開催以来、実に32年ぶりの九州開催となる。

 ザ・クラシックGCは1990年の開場と比較的に歴史は浅いが、これまでに日本女子プロ選手権のほか九州オープンなどの舞台になっている。

 日本シニアオープン、日本女子オープンはキング、クイーンコースを使用して実施。キングコースはフェアウエー両サイドの自然林、クイーンコースは5ホールで池が絡むアメリカンタイプのコースで、いずれも選手たちの戦略、ショットの精度が求められる難コースとなっている。

 

 

 

GUK第46期通常総会開催

予・決算 28年度事業計画などを承認

 

九州オープンは8月4日から、宮崎レイクサイドGCで

 

 

 

 

 

  九州ゴルフ連盟(GUK)の平成27年(第46期)通常総会が2月25日、福岡市の天神スカイホール(旧福岡国際ホール)で開かれました。総会では、「平成27年度事業報告・収支決算」「平成28年度事業計画・収支予算」「役員補欠選任」の3議案が全会一致で承認、可決されました。

 

 会議では冒頭、議長席についた山下新太郎理事長が、要旨以下のように挨拶しました。

 「少子高齢社会にあってゴルフ界は今、若年層のゴルフ離れや団塊の世代の高齢化問題などがあり、経営環境は厳しくなるばかりです。しかし、そんな中でも今年はリオ五輪で112年ぶりにゴルフ競技の復活が決まっており、これを明るい材料として九州地区でのゴルフ活性化を進める一方、ジュニア育成などの諸課題にも積極的に取り組んでまいる所存です」

 

 総会は加盟194倶楽部(正会員)のうち出席62、委任状提出131の計193倶楽部により有効に成立。この後、議案審議に入り、27年度事業報告では、連盟最大の事業である九州オープン選手権をはじめ、各種選手権が無事に消化できたこと。また、近年の参加者増加で新設された80歳以上の「スーパーシニアカップ」が、過去最多の72人のエントリー(欠場7人)で盛り上がりを見せたことなどが報告されました。

 28年度事業計画では、九州女子選手権を従来の2日間から3日間大会へ拡充して開催するほか、九州オープンはプロツアー競技との兼ね合いから、より多くのツアーシード選手が参加しやすい8月に日程を変更して行うことなどが説明されました。

 両案はいずれも原案通り、全会一致で承認され、可決されました。

 

  渡邉勝三氏(知覧)を新理事に選任

 また、第3号議案の役員補欠選任では、鹿児島県選出の岡部龍一郎理事(かごしま空港36)の辞任に伴う後任として渡邉勝三氏(知覧)が候補として推薦され、総会を中断しての臨時理事会で選任し、総会で報告されました。

 

 

 

 

栄誉を称え 3選手を連盟表彰

 

 

 

 

 

安河正彰選手

(ミッションバレー) 

第22回日本グランドシニア選手権初優勝

 

勝みなみ選手

(鹿児島高牧、鹿児島高2年) 

第57回日本女子アマチュア選手権初優勝 

第48回日本女子オープン選手権ローアマ

 

池田悠希選手

(長崎・崎辺中3年) 

第21回日本ジュニア選手権12~14歳の部2連覇

 

 

 九州ゴルフ連盟は25日開いた通常総会で昨年の日本グランドシニア選手権で初優勝した安河正彰(ミッションバレー、71歳)、日本女子アマチュア選手権初優勝の勝みなみ(鹿児島高牧、鹿児島高2年)、日本ジュニア選手権12~14歳の部2連覇の池田悠希(長崎・崎辺中3年)の3選手を連盟表彰しました。

 

 連盟では毎年の総会で、前年の各種日本選手権で優勝した九州在住アマチュア選手をその活躍をたたえて表彰しているものです。

 今回、期末試験中の勝選手、JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチーム合宿に参加している池田選手は欠席でしたが、出席した安河選手は表彰に対し、

「日本選手権での勝利はみなさまがたの温かいご支援、ご協力のおかげでした。そんな私に連盟表彰いただき、大変名誉なことと思っています。今後とも、まずは健康第一を心がけ、スーパーシニアを目指してゴルフを楽しんでまいりたい」

 と感謝と決意の言葉を述べました。

 

 安河選手は70歳以上が出場した日本グランドシニア選手権(11月12~13日・広島県グリーンバーズGC)で、2位に1打差をつける通算5オーバー、149で優勝。初日は4オーバー、76で首位に1打差、3位タイ発進でしたが、雨の中の決戦となった最終日、集中を切らすことなく、この日のベストスコアとなる73でラウンド、逆転で勝利を勝ち取りました。

 九州勢の優勝は2010年の山本政実選手(ミッションバレー)以来で、3人目でした。

 

 このほか、勝選手は日本女子アマチュア選手権(6月23日から5日間、札幌GC輪厚)のマッチプレーの決勝36ホールで、高松中央高1年、王天妤(六甲)を6&5と大差で下し、初優勝しました。

 勝選手はJGAナショナルチーム女子メンバーで、6回目の出場での栄冠。昨秋の日本女子オープンではアマチュアのトップ、ローアマにも輝いており、一昨年の日本ジュニアとあわせたアマ3冠は史上6人目の快挙でした。

 

 池田選手は日本ジュニア12~14歳の部(8月19日から、埼玉県霞ヶ関CC、パー71)で通算4アンダー、209のスコアで2年連続優勝を飾りました。

 初日70のスコアで首位タイ、2日目はイーブンパーの71で単独トップに立つと、最終日は一時は2位に後退したものの、後半盛り返しての優勝でした。

 同部門の連覇は前粟蔵俊太選手(当時沖縄・石垣第二中=2004、05年)以来3人目の快挙で、池田選手は10月の日本オープンでは最年少予選通過記録を更新、通算11オーバーの55位と善戦。2016年JGAナショナルチーム男子メンバーにも初めて選ばれています。

 

 

 

 

 

 

第13回ハンディキャップ競技九州大会

各級優勝者

 

男子A 内藤貴夫(大分中央) G76 H9 N67

男子B 飯野靖雄(福岡国際) G97 H24 N73

女子A 永江 綾(芥  屋) G75 H5 N70

女子B 吉村邦子(セブンミリオン) G102 H33 N69

 

 

 

(写真は各級の優勝者=左から女子Bの吉村邦子、同Aの永江綾、男子Aの内藤貴夫、同Bの飯野靖雄の各選手)

 

 第13回ハンディキャップ(Hdcp)競技九州大会は10月28日、福岡市のセブンミリオンカントリークラブ(男子6556ヤード、女子5821㍎=パー72)で行われ、男女のAB各クラスの優勝者が決まった。

 JGA杯J-sys選手権の予選を兼ねるもので、選手各自が持つJGAハンディキャップインデックスを基に開催コースのスロープレーティングによるコースハンディキャップを算出、適用して行われた。

 Hdcpのクラス分けは男子AがH12.4までで、参加は81人(欠場3人)。同BはH12.5以上(参加21人)、女子AはH15.4まで(参加18人、欠場2人)、同BはH15.5以上(参加6人)。

この日のコースは北北西5.7mとやや風があったものの、晴れで気温17.4度と好コンディション(正午現在)に恵まれた。

 

男子Aはベストグロス76の内藤貴夫が初優勝

 男子Aは2バーディー、6ボギーの4オーバー、ベストグロス(スコア)76で回った69歳の内藤貴夫(大分中央)がN67で、N68(G79、H11)の2位の的野努(福岡レイクサイド、48歳)に1打差をつけての初優勝だった。さらにネットで1打差、3位に田中直之(小郡、49歳=G83、H14、N69)で、4位に江藤喜文(熊本空港、65歳=G81、H11、N70)だった。

 同Bは飯野靖雄(福岡国際、57歳)がインスタートの12番でOBを打つなど53、後半も1番で誤球するなど苦労したが、その後はうまくまとめG97でホールアウトし、H24のN73で初優勝した。2位になった常村昌三(大博多、55歳)はベストグロスタイの89で回ったものの、H15でNで1打及ばなかった。3位は猿渡博文(九州小岱山、69歳=G92、H17、N75)、4位島袋朝曠(ジ・アッタテラス、67歳=G95、H20、N75)。なお、3位から7位まではN75の同スコアだったが、規定によりマッチングスコアカード方式

での選抜の結果で順位が決まった。

 

女子Aは高1の争いを永江綾が制す

 女子はAクラスで福岡双葉高1年、16歳の永江綾(りょう、芥屋)が3バーディー、6ボギーの75で回り、H5、N70で初優勝した。同じ16歳、沖学園高1年の元永華奈(鷹羽ロイヤル)が3バーディー、5ボギーのベストグロス74をマークし、H4、N70の同スコアとしたが、マッチングスコアカードの結果、2位。3位はG84、H13、N71の田倉美月子(肥後サンバレー、61歳)で、4位は岩下千穂子(セブンミリオン、45歳=G87、H15、N72)。

 同Bは大会会場をホームコースとする吉村邦子(セブンミリオン、46歳)がG102、H33、N69で初出場初優勝。2位は前回優勝の宮原稚恵(志摩シーサイド、42歳)でG97、H24、N73。3位村中美紀(佐賀、39歳=G92、H18、N74)、4位向井治子(かほG101、H20、N81、68歳)だった。

 

 この試合の結果、第6回JGA杯J-sys選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技=12月1日・三重県、桑名CC)へは男女の各クラスとも上位4人が出場権を得た。

 

 

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第5回九州ミッドアマチュア選手権競技

 

通算6アンダー 138で初タイトル

 

平井皇太(奄美)が逆転初優勝

 

  第5回九州ミッドアマチュア選手権競技は10月21、22日の2日間、福岡県の筑紫野カントリークラブ(6902㍎、パー72)で行われ、通算6アンダー、138をマークした32歳の平井皇太(奄美)が初優勝した。

 平井は初日、1オーバー、73の4位タイだったが、最終日に猛チャージ。晴れたものの時おり7~8mの強い風が吹き付ける中、ボギーなしの1イーグル、5バーディーの65と驚異的なスコアで回り、逆転して勝利をつかんだ。

 平井は自身初めての連盟競技優勝。この日マークした65のスコアは、吉田貞行(アマ)が1989年に記録した68を26年ぶりに塗り替えるコースレコードだった。

 

  2位にはベテラン大倉清(大博多)が意地

 

 今大会から、参加資格の年齢を従来の30歳から25歳(12月末現在)に引き上げて開かれ、各県地区予選を通過した137人(欠場6人)が参加した。

 初日は1アンダー、71の福永勝男(ゴールデンパーム、47歳)と本田雅稔(不知火、48歳)の2人がトップを並走。これを1打差で高村博臣(熊本南、31歳)、さらに1打差4位タイで平井と山下大介(長崎、24歳)が追う展開。以下も合原豊(麻生飯塚、43歳)、2012年九州シニア優勝の58歳ベテラン井上勘昭(西戸崎シーサイド)、荒川英二(福岡雷山、44歳)ら実力者が控え、首位と5打差に22人という激しい優勝争いが予想された。この日で予選が終わり、10オーバーの82、78位タイまでの89人が最終日の決勝ラウンドへ進出した

 ところが、その最終日、風と速いグリーンに他のスコアが伸びない中で平井が飛び出し、2位の大倉清(大博多)に10打差をつける離れ業をやってのけた。54歳の大倉はアマで2005年九州オープンを制した実力者。この日も5バーディー、2ボギーの69で回り、初日79の39位タイから急浮上して追撃したが、平井をとらえることができなかった。

 通算7オーバー、151の3位タイは今村大志郎(麻生飯塚、36歳)、合原、山下の3人。さらに1打差、152の6位に高村。過去2度優勝の荒川は通算11オーバー、155の15位タイ。前回優勝の竹本健太(北九州、33歳)は14オーバーで28位タイだった。

 

日本ミッドアマへは11人が出場権を獲得

 

 この試合の結果、第20回日本ミッドアマチュア選手権(11月18~20日・千葉県、紫CCすみれコース)へは7位タイまでの9人と、10位タイの5人のうち最終日成績上位の2人、計11人(シード選手を含む)が出場権を獲得した。

 

 

 

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第45回九州インタークラブ競技大会

 

「大博多CC」(福岡県南部)

 

     2年連続14度目の優勝

 

 逆転で2位「志摩シーサイドCC」下しての栄冠

 

 

 

 

ベストグロス賞は

 

69で牛島中(志摩シーサイド)が獲得

 

 第45回九州インタークラブ競技大会は10月14日、長崎県諫早市の長崎国際ゴルフ倶楽部(6795㍎、パー72)で25倶楽部チームが参加して開かれ、トータルスコア370の「大博多カントリー倶楽部」(福岡県南部)が2位の「志摩シーサイドカンツリー倶楽部」(同)に6打差をつけて2年連続、14度目の優勝を飾った。

 出場選手中のベストスコアに贈られるベストグロス賞は、3アンダーの69で回った牛島中(志摩シーサイド)が大倉清(大博多)ら4人に1打差をつけて獲得した。

 

 大会は連盟(GUK)主催競技の唯一の団体競技で、1チームは学生・生徒を除く6人(うち55歳以上3人)で構成され、このうちのベスト5人のトータルスコアで優勝を争う。11県地区で行われた予選にはGUKに加盟する計189倶楽部が参加。この中から、勝ち抜いた24倶楽部と開催倶楽部の計25倶楽部チームが本戦出場した。

 

2、3位は6人のスコア差

「チェリーゴルフ鹿児島シーサイド」は3打差に泣く

 

 この日の長崎・諫早は晴れで気温22.4度、南南東の風1m(正午現在)と絶好のコンディション。

 各倶楽部の実力と名誉をかけた戦いとあって、各チームとも応援団が繰り出し、盛り上がった。

 そんな中、「大博多」は「志摩シーサイド」に3打差をつけられて後半に折り返したが、久しぶりの出場となったエースの大倉清をはじめ、カウントされる5人のメンバーが実力を発揮し、逆転勝ちした。

 福岡南部予選で「大博多」に9打差をつけての予選通過だった「志摩シーサイド」は、ベストグロス69の牛島中、ベテラン山浦正継が健闘したものの、他が実力を発揮できなかった。これに376の同スコアで「チェリーゴルフ鹿児島シーサイドコース」(鹿児島県南部)が並んだが、規定により6人全員のスコアで3打上回る「志摩シーサイド」が2位に滑り込んだ。

 

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第45回九州シニア選手権競技

通算7オーバー、151

 

板井良春(三重)が初優勝

 

プレーオフで山内孝徳(セブンミリオン)を下す

 

 

 第45回九州シニア選手権競技は10月7~8日の2日間、大分県由布市の大分サニーヒルゴルフ倶楽部(6693㍎、パー72)で行われ、通算7オーバー、151で並んだ2人によるプレーオフで60歳の板井良春(三重)が59歳の山内孝徳(セブンミリオン)を下し、初優勝した。

 プレーオフは1ホール目の18番(パー5)、3打目でグリーンをとらえきれなかった山内が、アプローチでも寄せきれず3mのパーパットを外したのに対し、板井は5mに3オンしたあと2パットで沈めてパーとし、うれしい栄冠獲得となった。

 

 55歳以上が出場資格のシニア選手権は、各県地区予選を勝ち抜いた149人(欠場4人)が参加。2日間とも好天に恵まれたが、選手たちは硬く締まった高速グリーンにてこずった。

 初日、2オーバーの74で板井、山内のほか佐々木茂(別府、58歳)、鵜木伸久(ブリヂストン、59歳)の4人が首位に並んだ。これを1打差、75の5位タイに木下高明(矢部サンバレー、56歳)ら10人、さらに1打差の15位タイに8人と首位から2打差に計21人がひしめく混戦となった。

 この日の結果、最終日の決勝Rへは9オーバー、81の70位タイまでの83人が進出。前回優勝の大野徹二(大博多、58歳)は不調で、87をたたいて予選落ちした。

 その最終日も難グリーンにスコアを崩す選手が続出。そんな中、5オーバーの77と手堅くまとめた板井と山内が通算7オーバーで並び、昨年に続く2年連続のプレーオフにもつれ込んでいた。

 1打差、通算8オーバー、152の3位タイには鵜木、佐々木と榎隆則(大分中央、56歳)、青木英樹(佐賀ロイヤル、64歳)の4人が入り、前週の九州グランドシニアを制した大川重信(志摩シーサイド、70歳)は9オーバーで7位タイだった。

  また、9オーバーの7位タイに入った阿久根公生(有明)が最終日の4番ホール(171㍎、パー3)でホールインワンを達成し、開催コースから記念品が贈られた。阿久根は福岡・柳川高ゴルフ部監督で、九州高校ゴルフ連盟理事長。

 

 

日本シニア選手権は21人が出場権を獲得

この試合の結果、11位タイまでの19人と、20位タイの6人のうち最終日成績上位の2人の計21人(シード含む)が第37回日本シニア選手権(11月11~13日・広島CC八本松)への出場権を得た。

 

 

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第22回九州ミッドシニア選手権競技・第37回グランドシニア選手権競技

 

Gシニアは大川重信(小郡)が逆転初優勝

史上初のシニア関係九州選手権3冠達成

 

Mシニアは近藤正耿(北九州)が逆転での初V

 

 

 

 ミッド(M)シニア、グランド(G)シニアの両九州選手権は9月30日、10月1日の2日間、熊本県南阿蘇村の阿蘇東急ゴルフクラブ(ミッド6571㍎、グランド6279㍎、パー72)で行われ、注目のGシニア選手権は通算6オーバー、150で回った70歳の大川重信(小郡)が逆転で初優勝した。

大川は過去、九州シニア選手権(2003年)、九州ミッドシニア選手権(2010、2013年)も制しており、史上初めてシニア関係の九州選手権の3冠を達成した。

 Mシニア選手権は通算3オーバー、147で65歳、近藤正耿(北九州)が初日の3位タイからの逆転での初優勝だった。

(写真は優勝した近藤正耿㊧と大川重信㊨の両選手)

 

 

 

 

Gシニアの大川は5打差を逆転、通算6オーバー、150での初優勝

地元の皆吉寿紀(阿蘇東急)は1打差で連覇ならず

大会は2日間とも雨に見舞われ、最終日の決勝ラウンド(2R)は早朝の激しい雨でティーオフを30分遅らせたものの、無事に日程を消化した。

そんな中、70歳以上(今年12月末現在)が出場資格のGシニアには各県地区予選を通過した72人(欠場4人)が出場。大川は初日、7ボギー(2バーディー)で首位に5打差、77で4位タイ発進。イーブンパー、72で単独首位に立ったのは71歳の高野忠行(湯布院)で、1打差の2位に連覇を目指した地元の75歳、皆吉寿紀(阿蘇東急)、さらに1打差で田中日本明(麻生飯塚、72歳)がつけた。

14オーバー、55位タイまでの60人が予選を通過。最終日は、雨に加えて風も強まり、スコアを崩す選手が続出する中で大川は3バーディー、4ボギーとベストスコアの73をマークして上位陣を逆転。大川に4打差をつけての発進だった皆吉はバーディーなしの6ボギー、78とスコアを落とし、1打差で涙をのんだ。

 

Mシニアの近藤は2打差を逆転、通算3オーバー、147での栄冠

65歳以上のMシニアには80人(欠場6人)が出場。初日はただ1人のアンダーパー、71をマークした楠元利夫(都城母智丘、66歳)が単独トップに立ち、1打差の72で小宇佐輝久(大博多、66歳)、さらに1打差3位タイに近藤と田辺十郎(チェリー宇土、68歳)の2人。首位と4打差の9位タイまでに10人がひしめく混戦となった。

最終日の決勝ラウンドは11オーバー、56位タイまでの61人が進出。優勝争いは楠元が1バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの80と崩れたほか、小宇佐も87をたたいて後退。4バーディー、6ボギーでベストスコア74で回って抜け出したのが近藤で、田辺と初日5位の深谷澄男(佐賀ロイヤル、64歳)が追い上げたが、2打差の2位タイと及ばなかった。楠元はさらに2打差、通算151で4位。前回優勝の上木政章(志摩シーサイド、68歳)は通算11オーバーの9位だった。

 

Mシニア23人、Gシニア9人が日本選手権出場資格を獲得

 この試合の結果、第22回日本ミッドシニア選手権(11月9~11日・広島県、広島CC西条)へは20位タイまでの22人と、23位タイの3人のうちマッチングスコアカード方式で選ばれた1人の計23人(シードを含む)が、第22回日本グランドシニア選手権(11月12~13日・広島県、グリーンパーズGC)へは8位タイまでの9人が出場権を得た。

 

 

 

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