競技トピックス | 九州ゴルフ連盟(GUK) - Part 27

競技トピックス

九州ゴルフ100年祭 平成25年度(第43回)九州アマチュア選手権競技

 通算イーブンパーの288

高校生の和田章太郎(筑紫ケ丘)が初優勝

 

 

競技は31日、福岡県宗像市の玄海ゴルフクラブ(7021㍎、パー72)で最終決勝ラウンドが行われ、福岡第一高3年、和田章太郎(筑紫ケ丘)が通算イーブンパー、288で初優勝した。高校生の優勝は4年連続。1打差の2位は東海大九州3年、上畠誠人(宮崎大淀)。さらに1打差の3位に、昨年の日本アマ準優勝でJGAナショナルチームメンバー、沖縄・本部高3年、比嘉一貴(パブリック協会)。

和田は初日3オーバーの7510位タイスタートだったが、2日目8位タイ、3日目2位と順位を上げ、首位の比嘉に1打差で迎えた最終日だった。和田は3バーディー、2ボギーの71で回り、4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74とした比嘉に逆転優勝。この日70で回った上畠が前日の3位から2位に上昇した。もう1人のナショナルチームメンバーの専修大3年、小浦和也(宮崎国際空港)は7オーバーで4位だった。

 ジュニア、大学勢の戦い制す

大会は28日から4日間、各県地区での1、2次予選を通過した選手ら計159人(欠場3人)が参加して開催。36ホールの予選の結果、74位タイまでの上位83選手が36ホールの決勝ラウンドに進出した。

 競技はジュニア、大学生が主導権を握り、初日は日大1年、尾崎秀平(宮崎国際)が2アンダー、70で単独首位に立つと、2日目は71で回った立命館大3年、山本純也(長崎)と比嘉が首位並走。3日目、比嘉が抜け出したものの、最終日は3打差内の3人による最終組が激しいデッドヒートを繰り返した。

 若手中心のなかで、九州ミッドアマ2連覇の実績を持つ41歳、荒川英二(福岡雷山)が通算13オーバーの11位タイと善戦した。

 16人が日本アマ出場権

この大会の結果、上位18位までの18人(別枠で出場権を持つナショナルメンバーの2人を含む)が第98回日本アマチュア選手権競技(7月9~13日、埼玉県・東京GC)へ、上位29位までとマッチングスコアカード方式で選ばれた30位タイの3人のうちの1人、計30人が6月13日から4日間、長崎県・パサージュ琴海アイランドGCで行われる2013九州オープン選手権競技への出場権を得た。

 

「狙って勝ち取ったV」和田章太郎

○…「優勝を狙って、優勝できて、ホッとしていますし、感激しています」。九州の男子アマチュア界はここ数年、ジュニア勢が引っ張ってきたといっても過言ではない。今年は、昨年までの主力勢が大学に進学したり、プロ転向などで、日本アマ選手権の実績を持つ比嘉中心の戦いと予想されていた。

展開はその予想通りだったが、どっこい、土壇場で意地を見せたのが同じ高校3年生の和田章太郎だった。難しいピンの位置、速いグリーン。みんなが苦戦する中、優勝争いの中で臆することなく戦い、逆転Vを勝ち取ったのだ。

これまで、連盟主催競技では中3の2010年九州ジュニア12~14歳の部で優勝。高校に入ってからは先行する先輩たちの陰で目立ったものはなかった。それが今年に入りハワイ・パールオープンで4位、トヨタカップオープンで3位でベストアマになり、「体力もだが自信になったのが大きい」と和田。

このあとは、2度目になる日本アマだが、「同じ3年生だし、比嘉君に負けないように」といい、九州のアマナンバーワンとして狙っていくつもりだ。  (Kiku)

 

2位の上畠 もちろんV争いの緊張はあったけど、最終組で最高に楽しいゴルフができた。気持ちの余裕があったことが好成績になったと思う。僕の持ち味は、怖いもの知らずのドライバーの満振りです。

3位の比嘉 目標は日本アマだったし、この試合は調整不足。和田君は決めるとこは決め、チャンスはものにしていた。一緒に回れて僕も粘ったんだけど…。

5位の山本純也 最終18番で下15mから4パットしてダブルボギーとしてしまった。試合では記憶にない。3日目の78がもったいなかった。悔いが残ります。

 

 

九州ゴルフ100年祭 平成25年度(第43回)九州女子選手権競技

 

 

通算3アンダー、141ストローク

 

新垣比菜(カヌチャ)が初優勝

 

 今年は九州にゴルフが誕生して100年。それを記念して「九州ゴルフ百年祭」と銘打った第43回九州女子選手権競技が5月21-22日の2日間、長崎県諫早市の喜々津カントリー倶楽部(6300㍎、パー72)で行われ、通算3アンダー、141の沖縄・具志川中3年の14歳、新垣比菜(カヌチャ)が初優勝した。中学生の優勝は2年連続4人目。1打差の2位は宮崎東高2年、山内日菜子(宮崎レイクサイド)

 

2日間首位をキープ  出場2度目での栄冠

 新垣は初日、山内とともに4アンダー、68をマークして首位に並んだ。最終日は、高麗グリーン特有の芝目や難しいピンの位置にスコアを崩す選手が続出。そんな中で、優勝争いは最終組のこの2人によるマッチレースの様相を呈した。新垣は前半、1打差をつけて単独首位に立ったが、後半はお互いにスコアを伸ばせず、新垣が1打差のまま逃げ切り、出場2度目で栄冠を手にした。

 3位はさらに2打差、イーブンパー、144で熊本国府高3年、宮崎乙実(熊本空港)。この日ただ1人のアンダーパー、70をマークした大分高3年、新海美優(大分中央)が初日の15位タイから浮上し4位に入った。

 日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームメンバーの宮崎・日章学園高3年、柏原明日架(宮崎大淀)は通算2オーバー、146で菊池玲花(肥後サンバレー)とともに5位タイ、宮崎日大高3年、永峰咲希(宮崎大淀)は通算6オーバーの10位タイだった。

 前回史上最年少優勝の鹿児島・長田中3年、勝みなみ(鹿児島高牧)はこの日2連続OBするなど不調で、通算5オーバーの9位。連覇はならなかった。

 例年、参加者の低年齢化が進む九州女子選手権だが、今年は30歳以上の女子ミッドアマ、50歳以上の女子シニアの両九州選手権を新設したことから、さらにその傾向が顕著になった。大会参加者は計160人(欠場2人)。

 この試合の結果、上位20位タイまでの24人と、25位タイの8人のうちマッチングスコアカード方式で選抜された4人の計26人(シード選手を含む、ナショナルチームの2選手は別枠で出場権)が6月25日から5日間、岡山県・東児が丘マリンヒルズGCで開かれる第55回日本女子アマ選手権に出場権を得た。

 

優勝した新垣比菜の話 こんな大きな試合を取る(優勝する)ことができてうれしい。(優勝を意識したのは)最初から。勝ちたい気持ちで行ったが、後半は手が震えた。昨年に比べショット、パットの精度、パーオン率もよくなったかなと思う。日本女子アマは初出場です。自分に負けないように頑張りたい。

1打差の2位、山内日菜子の話 (「最終日は60台のスコアを目指したい」と気合が入っていたが)ノーバーディーでチャンスもあまりなかった。後半はチャンスもあったんだけど…。日本女子アマの目標はベスト32です。

5位タイの柏原明日架の話 思ったよりショットの調子が悪かった。ストレスがたまるパーが多くて。プレッシャーをプラスにしていかないと通用しない。苦しいゴルフになった時に、どこまで耐えられるかですね。

 

 

 

盛り上げよう!  九州ゴルフ百年祭

 

 

 

今年は長崎・雲仙の地でゴルフがスタートしてちょうど100年という節目の年。このため、九州ゴルフ連盟では、今季主催競技の全てで「九州ゴルフ百年祭」と銘打って盛り上げていくことになった。  県営の「雲仙ゴルフ場」が誕生したのは大正2年(1913年)8月。現存するゴルフ場としては神戸GC六甲に次ぐ古い歴史で、パブリックとしては日本最古、日本人の手で開発した最初のゴルフ場である。 当初は99年の借地権を設定して県営として運営していたが、平成18年に地元の「雲仙ゴルフ場株式会社」に管理・運営が移管された。  明治維新後の近代化の波の中で、長崎は大陸、東南アジアとの交流の窓口となって多くの国際人が行き交った。そんな歴史的背景から2007年には「近代化産業遺跡群」に認定されている。

第43期GUK通常総会開く

 平成24年(第43期)通常総会が2月22日、福岡市の福岡国際ホールで開かれ、任期満了に伴う役員改選では山下新太郎理事長(長崎・喜々津CC)の重任が決まり、総会に報告されました。任期は2年で、山下理事長は2期目。

 

理事長に山下新太郎氏(喜々津CC)を再任

定年制導入を決定、組織の若返り化を図る

 

 また、連盟規約・細則の改正・変更で役員、各種委員会委員の定年制が実施されるように決定したこととも相まって、第44期新体制は大幅に入れ替わりました。

定年は理事が満80歳、委員会委員は満75歳。

これに伴い勇退されたのは前常務理事の佐藤一馬氏(福岡南部・有明CC)のほか、理事の押方昌巳(福岡南部・太宰府)、宮島傳兵衛(佐賀・天山)、鮫島哲也(宮崎・美々津)、浅野文彦(同・青島)、楠元健之(熊 本・矢部サンバレー)各氏。

佐藤氏は昭和55年(1980年)に連盟総務財務委員に就任して以来、同副委員長、理事を歴任。平成19年(2007年)からは常務理事としてゴルフ界の活性化に尽くしてこられました。

総会には加盟197倶楽部のうち出席47、委任128の計175倶楽部により有効に成立。

議案は役員改選、規約・規則改正案(定年制の導入)のほか、「平成24年度事業報告・収支決算案」や、「平成25年度事業計画・収支予算案」を原案通り全会一致で承認、可決。事業計画では①今季から九州オープン選手権競技を従来の3日から4日間72ホールストロークプレーにし、賞金総額も300万円増額して1800万円とする②女子競技に「ミッドアマチュア」(30歳以上)、「シニア」(50歳以上)の両選手権を新設する―ことが決まりました。

 

  永い間、お疲れ様でした

佐藤一馬氏退任の挨拶 約40年間、連盟に関わってまいりました。初代の安川理事長から山下理事長まで、さまざまな問題処理にあたってきたが、振り返ってみると、長いようで短いものでした。このあと連盟を引き継ぐ皆様はどうか、素晴らしい連盟に育ててほしいと思っています。永い間ありがとうございました。

2012年各種日本選手権優勝の3選手を表彰

 

 

九州ゴルフ連盟(GUK)では、22日に開いた通常総会の席上、昨年の各種日本選手権で優勝を果たした3選手に対し、その栄誉をたたえ、表彰しました。

表彰したのは次の3選手です。

 

▽尾島純市
(南九州CC)第19回日本ミッドシニア選手権競技初優勝

▽田辺一成選手
(米国オレンジウッドアカデミー2年、福岡出身)第18回日本ジュニア選手権競技男子12~14歳の部初優勝

▽比嘉真美子選手
(沖縄県立本部高校卒、昨年プロ入り)第54回日本女子アマチュア選手権競技2年連続優勝 

 

 

表彰式には尾島選手(写真㊧)が出席。田辺選手は米国の学校に渡米中で、福岡在住の父親、一忠氏(写真㊨)が代理出席しました。比嘉選手はプロの試合のために欠席。

尾島選手は初出場の昨年の日本ミッドシニア選手権(65歳以上)で、強豪勢を向こうに回し、2位に2打差をつける通算1オーバー、145で初優勝しました。
鹿児島県薩摩川内市出身。九州タイトルは無冠で。昨年の九州ミッドシニアは11位でした。日本選手権では連覇を狙う大川重信(小郡)や、九州ミッドシニア初優勝の真鍋高光(大博多)らを相手に初日ただ一人アンダーパーの67をマーク。最終日に後続に追い上げられたものの、持ち前の粘り腰を発揮しビッグタイトルを手にしました。
元々は硬式野球の投手。旧国鉄の鹿児島鉄道管理局などで活躍したあと、ゴルフは30歳ごろからゴルフを始めました。しかし、アマチュア選手権に出始めてから短いパットが打てなくなる〝イップス〟に悩まされ、これまでタイトルとは無縁でした。
「健康に留意して、長くゴルフを続けたい」と受賞の挨拶でしたが、今後はイップスを克服して九州タイトルも望みたいものです。

 

田辺選手は初出場の日本ジュニア男子12~14歳の部で3日間トップを譲らず、2位に2打差をつける通算4アンダー、212での完全優勝でした。小学3年の時、九州小学生大会に出場し2位、世界ジュニア男子7~8歳の部で優勝などの実績を持っています。小学4年生から渡米、昨年の九州ジュニア12~14歳の部では5位タイでしたが、日本ジュニアでは中学生世代の12~14歳の部でチャンピオンに輝きました。

 

比嘉選手は昨年の日本女子アマ選手権で、ストロークプレーの予選をトップで通過しメダリストの称号を獲得。マッチプレーによる決勝トーナメントでも決勝36ホールで森田遥(坂出)を2アンド1で下し、2年連続優勝しました。
沖縄県出身。九州女子(2008年)、九州ジュニア(2009年)、日本ジュニア(2010年)、日本女子アマ(2011年、2012年)とアマタイトルを総なめして昨年7月のプロテストに合格してプロ入り。直後の女子プロ下部ツアーで優勝するなど、本格的プロ生活となる今季の活躍が期待されています。

2013年GUK競技のメディア説明会を開催

九州オープンの賞金総額を1800万円に増額、4日間大会に

女子競技でミッドアマチュア、シニアの2九州選手権を新設

 

 

 2013年(平成25年)九州ゴルフ連盟(GUK)主催競技のメディア説明会がさる1月26日、福岡市の九州ゴルフ連盟事務局で開かれた。

九州運動記者会ゴルフ分科会が選ぶ「グリーンハット賞」の授賞式の際に開催したもので、ゴルフ記者会加盟社を中心にした報道11社の運動記者が参加した。

説明会には古賀秀策GUK常務理事(競技担当)が出席。「(世界のスポーツ界で秀でた

選手に対して称される)〝スーパースター〟というのにはゴルフはまだまだの感があるが、九州ではその芽が出てきているのではないか。特に女子では若い力が出てきており、ゴルフ連盟としても報道各社の皆さんのご協力を得ながら、競技を盛り上げていきたい」とあいさつ。

その後、今季のGUKの主催競技の概要、九州で開かれる日本選手権を説明。特に、①主要事業の九州オープンゴルフ選手権競技については、従来の3日間大会から4日間72ホールストロークプレーに拡大、賞金総額も300万円増の1800万円(優勝賞金は300万円プラス協賛社の副賞200万円)にする②女子競技に、九州女子選手権から30歳以上のミッドアマチュア、50歳以上のシニア両九州選手権競技を分離して独立、新設する―ことなどを紹介した。

 

九州女子選手権は5月・喜々津CCで

 今季の競技は、4月の九州アマチュア選手権一次予選を皮切りに10月末のハンディキャップ競技九州大会まで7か月間にわたって戦いが繰り広げられる。

 決勝競技(九州選手権)は5月21日からの九州女子選手権(長崎・喜々津CC)が初戦で、来年の長崎国体のプレ大会として開催。九州オープン選手権は6月13日から4日間、長崎・パサージュ琴海アイランドGCで開く。

 新設される九州女子ミッドアマチュア選手権、九州女子シニア選手権は9月5日、福岡・志摩シーサイドCCで18ホールストロークプレーによる同時開催の日程となっている。

【競技報告】平成24年度(第2回)九州ミッドアマチュア選手権競技

連盟競技史上最多の5人によるプレーオフ制し
荒川英二(福岡雷山)が2連覇を達成

 

 

 競技は18日、前日の降雨ノーゲームを受けて全員による18ホールストロークプレーの1日競技に短縮して決勝が行われたが、1オーバー、73で並んだ5人によるプレーオフを制した41歳の荒川英二(福岡雷山)が大会2連覇を達成した。 

 大会には121人(欠場10人)が参加。前日の雨でグリーンが止まりやすくなった半面、この日は午後になると風も強くなり、選手はスコアメークに苦戦した。(気温20.7度、北北西の風5m=正午現在)

 

 

 

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【競技報告】平成24年度(第42回)九州インタークラブ競技大会

大博多CCが最多連勝記録の6連覇
通算12度目のV達成
ベストグロスは73の松村康博(湯の浦=鹿児島県南部地区)

 

 

 

 倶楽部の実力、名誉をかけた戦い、「インタークラブ」。今年は福岡市郊外の古賀ゴルフ・クラブ(6619㍎、パー72)に26倶楽部が出場して行われ、大博多カントリー倶楽部(福岡県南部地区)がトータル389のスコアで6年連続、12度目の優勝を飾った。昨年大会で連続優勝タイ記録の5連覇を達成していたが、今年は2位の有明カントリークラブ(同)に21打差をつける圧倒的勝利でV6を飾った。

 

 出場者中のベストスコアに贈られるベストグロス賞は1オーバー、73の好スコアで回った松村康博(湯の浦、鹿児島県南部地区)が初めて獲得した。

 

 

 

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【競技報告】平成24年度(第42回)九州シニア選手権競技

通算2オーバー、146ストローク。
55歳の井上勘昭(西戸崎シーサイド)が初優勝

 

 

大会最終日は27日、81人による決勝ラウンドが行われ、この日3バーディー、4ボギーと、ベストスコア73で回った55歳の井上勘昭(西戸崎シーサイド)が逆転して、通算2オーバー、146で初優勝した。

 

井上、3打差を逆転

 

 首位の楠元利夫(都城母智丘、63歳)に3打差の73、2位タイでスタートの井上。速さを増したグリーン、特有の難しいピンの位置にスコアメークに苦戦する選手が続出するなか、前半、1バーディー、1ボギーで回り楠元を射程にとらえると、後半も2バーディー、3ボギーと安定したゴルフを見せ、後半43をたたいた楠元を抜き去った。

 4打差の2位には2バーディー、4ボギーの74と手堅くまとめた56歳の鵜木伸久(ブリヂストン)が通算6オーバー、150で、さらに1打差、7オーバーの3位タイにはこの日77の守田和義(佐世保、59歳)と、初日首位の楠元が入った。

 昨年の日本ミッドシニア優勝の大川重信(小郡、67歳)は初日、首位に5打差とやや出遅れていたが、最終日は77で回り、比嘉猛(ベルビーチ、63歳)、松本芳宜(長崎、54歳)とともに8オーバー、5位タイに食い込んだ。

 前年優勝の坂本一馬(別府、57歳)はこの日、85と崩れ、新穂芳昌(福岡サンレイク)らとともに46位タイに終わった。

この日のコンディションは晴れ、気温27.9度、東北東の風2m(正午現在)

 

 

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【競技報告】平成24年度(第32回)九州ジュニア選手権競技

通算15アンダーの大会最少スコア
香妻陣一朗(宮崎・日章学園高3年)が圧倒的強さで2連覇
女子は3アンダー 篠原真里亜(福岡・沖学園高1年)が逆転で初V

 

 

 26日は最終ラウンドが行われ、15~17歳の部の男子で初日首位の香妻陣一朗(宮崎・日章学園高3年)がこの日も8アンダーとスコアを伸ばし、史上最少ストロークの通算15アンダー、129で大会2連覇を果たした。従来の記録は、1997年に清田太一郎(当時沖学園高)、2001年に正岡竜二(当時西原高)がマークした10アンダーで、それを更新するもの。

香妻は今年、JGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームメンバー入り。九州ジュニア選手権は中学(宮崎・日章学園中)時代に2連勝しており、高校世代でも2連勝と圧倒的強さを見せつけた。また、高校生活最後となる今季は、九州アマチュア選手権優勝に続き、連盟(GUK)主催競技2冠となった。

 10打差の通算5アンダー、139で日章学園高同級生の尾﨑秀平が単独2位。通算4アンダー、140で小原井篤(福岡・九州国際大付属高3年)が3位に入り、さらに1打差の4位タイに池村寛世(鹿児島・尚志館高2年)、坂牧一静(福岡・沖学園高3年)、比嘉一貴(沖縄・本部高2年)の3人が並んだ。

 同女子は首位に1打差2位タイスタートの篠原真里亜(福岡・沖学園高1年)がこの日70で回り、逆転2打差をつけて初優勝した。篠原は公式競技初勝利。2打差の2位にはこの日1アンダーの大城美南海(熊本国府高3年)、さらに1打差のイーブンパー、144で井上沙紀(福岡・沖学園高1年)。初日首位の佐伯珠音(同2年)はこの日76と崩れ、柏原明日架(宮崎・日章学園高2年)、堀亜梨紗(熊本国府高2年)とともに5位タイだった。

JGAナショナルチームメンバーは、大城、佐伯、柏原のほかは山内日菜子(宮崎・日章学園高1年)が、この日ベストスコアの69をマークして初日の25位タイから浮上した永峰咲希(宮崎日大高2年)らとともに8位タイと上位を確保した。

 

 

 

 

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